お盆の花、入荷のピーク 近年の傾向は? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

お盆の花、入荷のピーク 近年の傾向は?

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 今夏もお盆の時期に入るなか、お盆やお供え用の花の入荷がピークを迎えている。

 神戸市須磨区にある産直市場「ナナ・ファーム須磨」では、店頭に菊やユリ、リンドウ、トルコギキョウなど、お盆ならではの花が並ぶ。

お盆用の花

「ナナ・ファーム須磨」のスタッフによると、特に人気なのは、お供え用の花がセットになった「組花」。客の中には自分でセットを組むために花をバラバラに購入する人もいて、故人が好きだった花を混ぜるのが近年の特徴だという。ただ、香りが強かったり、トゲがある花はお盆にそぐわないためNGとされている。

 また、菊には「和菊」と「洋菊(マム)」があり、日持ちしない「和菊」はつぼみの状態で売られるが、「洋菊」は日持ちするため、花が開いた状態でも売られている。この違いはあまり知られていないようで、スタッフは「花が開いているからダメということはないのでご心配なく」と話す。

 とはいえ、この暑さでは切り花が枯れるスピードも早いのが現実。お盆の切り花はめんどうでも毎日水を替えたり、花持ち剤を入れることで長持ちさせることが重要とも話していた。


■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨の公式サイトを参照

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