兵庫県の斎藤元彦知事は12日、ラジオ関西の生番組に出演し、若者のワクチン接種の推進について「思っていた以上に若い人たちの意識が高いと感じた。希望者が多いので、優先枠を倍以上に増やすことを決めた」と話した。
兵庫県は姫路市の姫路競馬場と尼崎市の園田競馬場にワクチンの大規模接種会場を設置し、姫路会場(11月27日まで)では1日に1000人、尼崎会場(11月28日まで)では1日に500人に対してワクチン接種を進めている。
県はこのほど、16歳以上39歳以下の「若年層」のワクチン接種を加速させるため、姫路競馬場の優先枠を1日200人から500人に、園田競馬場の優先枠を200人から250人に増やすことを決めた。
その理由について斎藤知事は、「姫路の接種会場の現場で話を聴いたが、自分の感染防止や重症化の防止もそうだが、周りの人に感染を広げないように、という理由を挙げていて、とても意識が高いと感じた。家族と話し合って決めたという高校生もいた。意識が高く、応募者が多いことから姫路では優先枠を倍以上に増やすことを決めた」と説明した。
予約は兵庫県のホームページにある「兵庫県新型コロナワクチン大規模接種特設ページ」から可能。
◆こちら知事室 2021年10月12日放送回より