女子バレーボール・Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路は、3週続けてのホームゲームの最終週、11月13日と14日に首位のJTマーヴェラスと対戦し、セットカウント1-3、0-3と2連敗。2021年最後のホームゲームを勝利で飾ることはできなかった。これで3勝7敗、8ポイントのヴィクトリーナは、順位を9位に下げた。一方、昨シーズンの王者・JTは、今季も好調を維持し、開幕10連勝を達成、ポイントを30に伸ばした。
13日、女王・JTとの最初の対決では、2時間超えの熱戦に。第1セットを先に奪われたヴィクトリーナだが、第2セットを25-17として巻き返す。続く第3、第4セットはいずれもデュースに。しかし、「最後の1点を争う展開のなかで、点数を取り切れなかったことが悔やまれる」というのは、ヴィクトリーナの中谷宏大監督。28-30、25-27とあと一歩及ばず、試合巧者のJTに屈した。
そして、翌14日は、JTの強さが際立ち、ヴィクトリーナはストレート負け。「田中選手やプラク選手に対する対策をJTさんが講じてきたことに対し、決定的な打開策を見いだせなかった」と指揮官も振り返るように、セレステ・プラク選手が7得点、田中咲希選手が8得点と、主軸2人のアタックでの得点が二桁に届かず。第3セットこそデュースに持ち込んだが、セットを取り切れないまま、ホームで苦杯をなめた。
そのなかで、今回のJT戦で奮闘が目立った1人、ヴィクトリーナのアウトサイドヒッター・孫田菜奈選手(出身校・前所属=慶進高校/山口→福岡大学)に試合後、ラジオ番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)がインタビューを行った。
――年内最後のホームゲームを終えて、JT戦を振り返っての感想は?
【孫田菜奈選手(以下、孫田選手)】13日の試合ではJTさん相手にデュースまで持ち込んだり、セットを取ったりと、いい試合はできたと思うのですが、勝ち切れなかったので、その反省から、14日の試合では最後まで全員が1点を取りに行くということで試合に臨んだのですが……。
――13日の試合ではJT相手に大接戦も、惜しくも敗れた。14日はチームとして何を変えようとしたか?
【孫田選手】JTさんは隙がないというか、チャンスボールも丁寧に返すし、カバーリングなども徹底してやっているので、そういうところで負けていたら、自分たちも試合に負けてしまう。自分たちも細部にこだわって最後の1点を確実に取りに行こうということでやっていました。
――孫田選手の個人的な課題について。
※ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』2021年11月15日放送回より
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