お年玉=お金の歴史は意外と浅かった!? かつての「お年玉」は今もらうと困る? 正月の言葉あれこれ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

お年玉=お金の歴史は意外と浅かった!? かつての「お年玉」は今もらうと困る? 正月の言葉あれこれ

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 年が明けました。新年をどのようにお迎えでしょうか。今年もあれやこれやと言葉について書いていきます。よろしくお願いします。

 さて、正月になるとあちこちで見かける言葉って、たくさんありますよね。「謹賀新年」はその代表。年賀状にもよく書かれています。さて、どのような意味があるのか、改めて辞書を引いてみました。

 『広辞苑 第七版』(岩波書店)によりますと、「謹」という字は、訓読みは「つつしむ」(かしこまる、礼儀正しく相手を敬うの意)で、「つつしんで行う」というように使います。「賀」は「いわう」(祝う)、「いわい」(祝い)との意味を持ち、それら2つが組み合わさった「謹賀」という語は、「つつしんでよろこびを申し上げること」とあります。そして後ろに「新年」が付くことで「つつしんで新年のよろこびを申し上げますの意。書状に用いる新年の挨拶のことば」となるわけです。

では、年賀状の「年賀」とは?

 「新年の祝い。年始の祝賀」などの意味があり、年賀状は、「年賀のために出す書状。年始状」です。ちなみに、「謹賀新年」など寿ぎの言葉「賀詞」やメッセ―ジの書かれたものを「年賀状」と呼び、書かれていない状態のものは「年賀はがき」、という風に使い分けられます。

 ついでといっては何ですが、新年につきものの「お年玉」。この言葉も調べてみました。お金なのに「玉」と付くのはなぜなのでしょう?

 前出の広辞苑に、「年玉」は「(年賜の意)新年の祝義として贈る物」とあり、さらに「御年玉」で引くと、「新年のお祝いの贈物。現在では主に子供や目下の人に贈る金品をいう」と載っています。

 現在では金品? ということは、かつてはそうではなかった?

 『日本語源大辞典』(小学館)で「年玉」を調べました。すると、「新年を祝ってする贈り物。江戸時代の町家では、貝杓子、鼠半紙、塗箸、粗製の扇などを用いた」などと書かれていました。そして「参考」としてつづられていたのが、以下の内容です。


◆「ことばコトバ」アーカイブ記事

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