阪急神戸線と衝突、過失往来危険容疑で書類送検の男性を略式起訴 罰金30万円 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

阪急神戸線と衝突、過失往来危険容疑で書類送検の男性を略式起訴 罰金30万円

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 神戸市東灘区の阪急電鉄神戸線岡本駅近くの踏切で2021年9月、特急電車と乗用車が衝突した事故で、過失往来危険容疑で書類送検された男性会社員(53)について、神戸簡裁が罰金30万円の略式命令を出したことが5日までにわかった。2021年12月24日付。

 男性は2021年9月15日午後9時20分ごろ、踏切手前の下り坂で停車した際、ブレーキ操作が不十分で遮断機が下りた踏切内に車を進入させ、電車と衝突させた疑いで兵庫県警に書類送検された。 事故で男性は足に軽傷を負ったが、電車の乗客約450人にけがはなかった。

 その後神戸区検が略式起訴し、神戸簡裁に対し略式命令を請求していた。

神戸簡裁は罰金30万円の略式命令を出した
神戸簡裁は罰金30万円の略式命令を出した

 男性は書類送検前の事情聴取に対し、「事故直後、後部座席のマスクを取ろうとしたが、サイドブレーキが甘く車が停まらなかった」と説明していたが、ドライブレコーダーの映像解析などから、サイドブレーキはかかっていなかったことが判明。マスクを取る際にブレーキペダルの踏み込みが緩んだとみられる。

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