バカリズム作、結婚式をめぐって繰り広げられるほっこり群像コメディ。映画『ウェディング・ハイ』が3月12日(土)に全国ロードショーされます。
もうすぐ結婚を迎えるカップル・彰人と遥。新郎・彰人(中村倫也)は、やや流されやすい性格ですがお茶目で根はまじめです。新婦・遥(関水渚)は、天真爛漫ですが実はしっかり者です。結婚、それは新郎新婦と家族・友人・仕事仲間などたくさんの人に幸せをもたらす人生最大のイベント―思い出に残る式にしようと、2人が準備を進めてきました。
2人を担当するウェディングプランナーは中越(篠原涼子)。仕事で絶対にNOと言わないのを誇りにしているベテランです。ところが当日、結婚披露パーティーは大混乱となります。披露パーティーに人生をかけていたのは彰人と遥だけではありませんでした。
新郎の上司・財津(高橋克実)は、スピーチに並々ならぬ情熱を注いでいます。新郎の後輩・相馬(中尾明慶)は、新郎新婦のなれそめを紹介する映像を芸術的な作品に仕上げようと時間をかけて編集します。新婦の上司・井上(皆川猿時)は宴会部長キャラを誇りにしていて、乾杯のあいさつで会場の客から笑いをとろうと必死です。新郎の父親(尾美としのり)も新婦の父親(六角精児)も余興として自分のかくし芸を見せるのを楽しみにしてます。
こうしたなかで、新婦の元カレ(岩田剛典)がパーティーの最中に乱入して彼女を奪おうと計画します。また、友人でも親戚でもない謎の男(向井理)が式場に現れます.……。
キャストは、主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也・関水渚・岩田剛典・向井理・高橋克実ら豪華な顔ぶれです。
結婚式をめぐるストーリーのため登場人物が実に多いのですが、新郎を演じる中村について大九明子監督が「披露宴中はどうしても薄くなりがちな新郎のキャラクターをより魅力的なものにしてくれた」と拍手を送ります。