兵庫県豊岡市の城崎温泉にある温泉旅館「城崎温泉 あさぎり荘」が、兵庫県産の食材の魅力を感じてもらおうと、神戸のホテル「ラ・スイート神戸ハーバーランド」を運営するラ・スイートグループと共同開発したメニューを提供する。
この新メニューには、但馬地方のブランド食材である「八鹿豚」や「朝倉さんしょ」をはじめ、兵庫県産の旬の野菜などがふんだんに使われている。
前菜には、地元でとれたナスを甘く煮たコンポート。さらにソースに、加東市の「まるよ促成農園」で作られているペリーラ(大葉のベビーリーフ)の優しい香りがアクセントを加えている。
スープに使われたのは、甘味豊かな淡路島のタマネギ。さらに朝倉さんしょの辛みが爽やかな後味を感じさせる。付け合わせに米麹のドレッシングでマリネした但馬どりのフリットが添えられた。
ブランド豚肉「おだがきさん家の八鹿豚」は、うまみを逃がさないよう低温でローストされた。たじまピーマンを使ったさっぱりとした酸味のあるソースと丹波黒豆味噌で作った濃く深い味わいのソースの2種類が味を添えている。