中国から「ミッフィー」や「アンパンマン」などのワッペン密輸 神戸の男、関税法違反容疑で逮捕 神戸税関も告発 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

中国から「ミッフィー」や「アンパンマン」などのワッペン密輸 神戸の男、関税法違反容疑で逮捕 神戸税関も告発

LINEで送る

この記事の写真を見る(6枚)

 「アンパンマン」や、「ミッフィー」などの人気キャラクターを無断で使用したワッペン計約6000点を中国・上海から輸入しようとしたとして、兵庫県警が5月、神戸市東灘区のマンション管理人の男(59)を関税法違反容疑で逮捕し、神戸税関が1日、同容疑で神戸税関に告発した。男は「生活費のためだった。違法とわかっていた」と容疑を認めているという。

 男は2021年4月~6月、著作権がないのにもかかわらず、オランダのメルシス・ビーヴイ社が著作権を持つ「ミッフィー」やゲーム機大手・任天堂が著作権を持つスーパーマリオ、その他アンパンマン、スヌーピーの4種類のキャラクターをデザインしたワッペンの製造を中国の業者に指示し、上海からEMS(国際スピード郵便)で密輸しようとした疑いが持たれている。大阪税関による関西国際空港での輸入物検査で発覚した。
 

男は関税法違反容疑で5月15日に兵庫県警に逮捕された<2022年6月1日午後・神戸税関>
神戸税関は著作権侵害、違法に製造された布製ワッペンを押収<2022年6月1日午後・神戸税関>

 捜査関係者によると、男はこれまでにも繰り返しワッペンを密輸してフリーマーケットアプリにこれらの物品を出品し、1点あたり数百円単位で約1500回にわたり販売、少なくとも150万円以上を売り上げていたとみられ、兵庫県警は著作権法違反容疑での立件も視野に捜査している。

LINEで送る

関連記事