スマートフォンで写真を撮る時「アプリで加工した写真を撮る」もしくは、「ノーマルカメラでそのままの写真を撮る」あなたはどちら派ですか? 少し前までは若者(特に女子)にとって「SNOW」や「Ulike」など、目は大きく、顔は小さく加工できるカメラアプリは必須の存在でした。しかし、実は今、あえてスマホの標準カメラ(ノーマルカメラ)で撮影するのが密かなブームになっているんです。
■「現実よりもかわいく」が当たり前でしたが……
加工アプリやプリクラで撮影して、別人といえるほど“盛った”自分の写真をInstagramなどのSNSで公開するのは、若者にとって当たり前でした。それは今でも主流ですが、最近「#無加工」と付けた投稿が増えているんです。
iPhoneなどのスマートフォンに標準で入っているカメラは、"盛る"というよりも、オシャレな写真を撮る事ができる印象です。たとえば、夜の外が暗い時に、フラッシュを焚いて撮ると簡単にオシャレな雰囲気の写真を撮ることができます。それも「無加工」派が増えている理由の一つかもしれません。
■“加工して楽しむ”動画投稿アプリ「TikTok」に「無加工フィルター」登場
若者の間で絶大な人気を持つ「TikTok」。背景や顔などを自由自在に加工する「フィルター」を使って動画投稿するのが特徴ですが、なんと「無加工フィルター」が登場。その違和感のあるネーミングもおもしろいですが、ただ、ありのままに撮影できるこのフィルターを使った動画が実際に数多く投稿されており、流行しています。