元Jリーガーの近藤岳登、関西の朝の顔として知られる赤﨑夏実、舞台やCMなどで活躍する現役女子高校生の女優・寺田光がパーソナリティーを務める、女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサを応援するラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)。5月30日放送回では、5月29日に神戸レディースフットボールセンターで行われた「サポーターズクラブ会員限定2021ファン感謝Day」の模様を中心にトークを展開した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、選手とファン・サポーターが触れあえる機会がなかったなか、2年ぶりの開催となった「ファン感」。好天に恵まれたなか、初代女王に輝いた選手たちと喜びを分かち合うべく、多くのファンクラブ会員が参加したイベントでは、ファン・サポーターが選手からサインをもらったり、写真撮影を行ったりするなど、貴重な機会となったよう。また、現地ではキックダーツが楽しめたり、ファン感恒例のオークションも大盛り上がり。さらに、TUBEの春畑道哉と親交の深い安本卓史社長が自らギターを取り「WE PROMISE」を演奏すれば、牛島理子選手がリーダーを務め、戸梶有野里選手、菊池まりあ選手、長江伊吹選手と結成したアイドルグループ「INAC娘。」が最初で最後のお披露目ライブも披露し、会場をわかせた。そして、選手とファンが一緒になって参加した「第1回INAC神戸杯スーパーキックベース大会」も行われるなど、内容盛りだくさんの1日となった。
その様子を現地取材した寺田は、キャプテンの中島依美選手や、伊藤美紀選手、浜野まいか選手と交流。伊藤選手にはキックダーツのときに蹴り方を教わる貴重な機会を得たり、年齢の近い浜野選手とは星川敬監督の計らいで記念撮影なども行った。「会ったのは一瞬だったんですが、普段試合に出られている時は選手というイメージが強いので、やっぱり学生って感じはしない浜野選手。ですが、実際に会ってお話しすると『ええっ、私が1コ上で先輩だ!』と言っていたり、『あっ、学生なんだな』と親近感がわき、キュンとしちゃいました!」(寺田)。ともに取材を行った黒川良彦プロデューサーも、「選手と近く、一緒にゲームができたり、ファンの皆さんはすごくテンション上がっていらっしゃいました。本当に楽しそうでした」と、会場の雰囲気を伝えていた。
また、ファン、リスナーからも多くのメッセージが番組に寄せられ、「久しぶりに選手にサインもらったり写真撮ってもらったり楽しかったです。GKの山下杏也加選手にサインもらうときはドキドキしました。ピッチ上とは違い、優しかったです」と、現場では、試合での緊張感あふれる姿とは違う、選手のリラックスした一面も垣間見えたそう。
一方、ファン感の終盤では、INAC神戸をWEリーグ初代女王に導き、このたび退任、ならびにJ3のYSCC横浜の監督に就任することが決まった星川監督や、契約満了が発表された牛島選手、後藤三知選手、羽座妃粋選手らが、INAC神戸のファン・サポーターに挨拶をする場面も。リスナーからも、「後藤選手、羽座選手、牛島選手の退団は残念ですが、これは仕方ないですね。ただ、また新しいところでの活躍を期待したいですし、応援して行きたいと思います。牛島選手の涙にこちらも胸がきゅんとなりました。また、監督も退任は残念ですが、横浜でも1つ勝ちましたし、応援したいと思います」とエールが送られていた。