兵庫県三木市に住むミステリー作家・貴戸湊太さん(33)の2作目となる書き下ろし小説が発売されました。
貴戸さんは三木市大塚生まれで、兵庫県立三木高校・神戸大学文学部を卒業しました。デビュー作『そして、ユリコは一人になった』が第18回「このミステリーがすごい!」大賞のU-NEXT・カンテレ賞を受賞し、テレビドラマ化されました。
新たに出版された第2作は『認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には嘘発見器が住んでいる』で、職場に家財道具を持ち込んで住んでいる変わり者の検事が、心理学を使って殺人犯のうそを次々と明らかにする、連作の短編集です。殺人犯が事件を起こした動機を捜査する様子をきめ細かく描写していて、貴戸さんは「事件の行方が二転三転し、おどろきの結末となる展開を多くの人に楽しんでほしい」と話しています。
『認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には嘘発見器が住んでいる』は文庫本として宝島社から発売されています。(ラジオ関西ニュース)
◇『認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる』
宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ
著者:貴戸 湊太
定価:718円+税(税込790円)
ISBN:978-4-299-02965-2
発行:宝島社
発売日:2022年6月7日