厳選・高糖度トウモロコシ『スイートモーニング』解禁! 全収穫量のたった3割 農家が明かす美味のヒミツ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

厳選・高糖度トウモロコシ『スイートモーニング』解禁! 全収穫量のたった3割 農家が明かす美味のヒミツ

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 これからが旬の「トウモロコシ」。兵庫県では、甘味の強い「スイートモーニング」が収穫の時期を迎え、17日に販売がスタートした。

 スイートモーニングは、通常より高糖度であるなど、JA兵庫南独自の基準を複数クリアした高品質なトウモロコシ。その特徴や生産の裏話などを、栽培農家で同JA「スイートコーン部会」部会長の高松康文さんに聞いた。

 高松さんは、自らの畑(兵庫県稲美町、約3,470平方メートル)で、約40メートルごとに250~260本のトウモロコシを植えている。この中からスイートモーニングが生まれる。

高松さんのトウモロコシ畑

 収穫するのは、夜中の2時半頃から未明の4時半頃まで。約2時間かけて1,000本ほどを刈り取るという。なぜ、このような時間帯に作業するのか。理由は「糖度が下がるから」。トウモロコシは、夜の間に糖分が蓄積され、未明に最も糖度が高い状態になるという。スイートモーニングの条件の一つは、一般的なトウモロコシよりも「糖度が高い」こと。そのため、夜明けまでに収穫する必要があるのだそう。

 スイートモーニングのもう一つの条件は、「300グラム、2Lサイズ以上」であること。収穫されたトウモロコシは、一本一本、高松さんによって選別される。こうして、手間暇かけて条件を満たし、厳選されたものだけがスイートモーニングとして市場に出ていく。スイートモーニングを名乗れるのは、収穫量全体のたった3割なのだとか。

「朝採り」した新鮮なスイートモーニングはみずみずしく、甘味が非常に強い。生でも食べることができる。旬は約1か月と短い。JA兵庫南では、採れたてのスイートモーニングを直売所で販売するのにくわえ、兵庫県加古川庁舎などでの臨時販売や、6月に立ち上げたネットショップ「あおぞらふぁ~みん」を通じての販売も始めた。ネット販売は着日指定可能で、新鮮な採れたてを受け取ることができる。ネット販売は数量限定で、取り扱いは7月6日まで。詳しくはサイトで確認できる。

左から、「スイートコーン部会」会長の高松康文さん、番組パーソナリティの谷五郎、JA兵庫南ふれあい広報課・課長の佐藤大輔さん

※ラジオ関西『谷五郎のこんにちはふぁ~みん』より

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ラジオ関西のショッピングサイト「ラジ関ショッピ!」からも、アクセス可能。
年に一度のこの機会を逃すなかれ!

【JA兵庫南公式サイト】
【「スイートモーニング」について】
【ネットショップ あおぞらふぁ~みん】

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