三重県四日市市で、顔の大きさほどもある巨大なハンバーグが生産されている。巨大ハンバーグの名前は「山田バーグ」。直径約30センチ、重さ1,350グラム、およそ9人分の大きさだという。開発者である「株式会社ザラボ(TheLab oratory)」代表取締役の山田元樹(やまだもとき)さんに話を聞いた。
山田バーグの発売からおよそ4年。見ためのインパクトもさることながら、昔ながらの味わいが子どもから大人まで親しまれていることも人気の理由だという。肉肉しい食感と、ひと口食べるとあふれ出る肉汁。何もつけなくても十分に味わえるが、好みでケチャップやデミグラスソースをかけても楽しめる。
「山田バーグ」は、インターネット通販でのみ販売している。送料込みで3,900円。山田さんいわく、調理済みの商品が冷凍されて届くので、電子レンジや湯煎で解凍し、ホットプレートやBBQ網で焼いて食べるのがおすすめとのこと。
また、「大きすぎて食べきれない!」という人には、大きさを半分にした「控え目山田バーグ」(650グラム)も。およそ3人から5人前で、家族でも楽しめる大きさだという。
じつは、山田さんはもともとコンタクトレンズや介護用品の販売で事業を拡大。「自分の顔の大きさを活かせ」というアドバイスを受け、山田バーグの開発に至ったという。当初は、大きすぎて従業員からクレームが入ることもあったが、現在では看板商品になっている。
ハンバーグ以外に、長さ約30センチの鹿肉ソーセージや、重さ1キロの牛タン1本まるごとなど、ビッグな商品を展開している。山田さんは、「今後もいろいろな巨大商品を山田シリーズとして世に出していきたい」と意気込む。
※ラジオ関西「羽川英樹ハッスル!」2022年6月16日放送より