夏の時期、害虫に悩まされていませんか? 侵入や繁殖を防ぐためには、どのようなことに気を付ければ良いか。虫よけ・殺虫剤を数多く展開するKINCHO 宣伝部の大迫寛史さんに害虫対策のポイントを聞きました。
(1)蚊
気温26~32度が吸血活動のピーク。夏の朝・夕方から夜にかけて刺されることが多くなります。
■窓や玄関のドアを不必要に開けっぱなしにしない
侵入ルートとなる窓や玄関に、吊るタイプの虫よけなどを取り付けることが効果的。高層階の部屋であっても、服にくっついて侵入することがありますので、家に入る前に服をはたくなどするのも予防の一つになります。
■飛んでいるより、壁や天井にとまっている時間が長い
飛んでいるところを退治することも多い蚊ですが、じつは壁などにとまっている時間の方が長いんです。その習性を応用して、壁や天井に付着させた薬剤で蚊を退治するワンプッシュタイプの殺虫剤がトレンドです。一方で、120年前に誕生した渦巻き型蚊取り線香の人気も衰えていません。
(2)コバエ
夏から秋にかけて多く発生し、生ごみなどに集まってきます。
■生ごみはすぐに捨てる
腐敗した生ごみ等に産卵することから、気が付けば大量発生していることも…。腐敗臭もコバエが寄ってくる原因になるため、生ごみを捨てる際は小袋に入れて密閉しましょう。


