関西空港海上保安航空基地(大阪府泉佐野市)に所属する飛行中の航空機から、27日、ボルトが落下した。
この航空機は、監視や人員輸送などに使われる「はやぶさ」(プロペラ機・全長約20メートル)で、落下したボルトは2本。スチール製で左主翼の表面カバーをつなぎとめるもので、1本の長さは長さ29ミリ、幅13ミリ、重さ14・6グラム。飛行中に落下したとみられるが、落下の原因や場所はわからず、調査中。
関西空港海上保安航空基地によると、航空機は27日午前11時40分ごろ関西空港を出発し、淡路島や香川県の上空を飛行後、午後2時25分ごろに戻った。飛行前の点検では、部品の欠落などの異常はなかったという。28日午前9時現在、被害は報告されていない。