明石の海で水上バイク暴走、罰金刑 殺人未遂容疑は不起訴に「捜査尽くしたが、告発事実認定できず」神戸地検 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明石の海で水上バイク暴走、罰金刑 殺人未遂容疑は不起訴に「捜査尽くしたが、告発事実認定できず」神戸地検

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 兵庫県明石市の海水浴場で2021年7月、遊泳客の近くで水上バイクを暴走させたとして、殺人未遂と兵庫県水難事故防止条例違反容疑で書類送検された加古川市の男性(45)について、神戸区検は15日までに、水難防止条例違反罪について略式起訴し、神戸簡裁が同日付で罰金20万円の略式命令を出した。
 一方、殺人未遂容疑について神戸地検は「捜査を尽くしたが、告発事実を認定することはできない」として不起訴処分とした。

神戸地検

 男は2021年8月に「自分が水上バイクを運転していた」と出頭、容疑を認め「これほど大きな騒ぎになるとは思わなかった」などと話していたという。
捜査関係者によると、神戸海上保安部が2021年7月31日に明石市林崎松江海岸で水上オートバイが遊泳者などの至近距離を航行した映像を入手、「水難事故防止条例」に規定する『危険操縦(プレジャーボートの操船に係る禁止行為)』の可能性があるとみて捜査し、明石市は殺人未遂容疑などで神戸海上保安部に刑事告発、 男性は2022年3月に書類送検された。

LINEで送る

関連記事