新型コロナウイルスの感染拡大防止により、自宅で食事をする機会がぐっと増えた。ただし、毎日のメニューを考えるのも大変。そんなときの強い味方がレトルト食品だ。なかでも世界のさまざまな料理が気軽に味わえるレトルト、「世界のごちそう博物館」が人気。50種類ものカレーやシチュー、スープなどだが『マレーシア風ワニのココナッツカレー』や『アホ・スープ』など、普段スーパーでは見かけない名前が際立つラインナップ。これらを製造、販売する神戸市在住の本山尚義さんにお話を聞いた。
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――一風変わった名前のレトルト食品が多いですね。
私はフレンチレストランで修行していましたが、インド旅行を機に料理への価値観が変わり、その後世界30か国を巡りながら料理研究に励みました。それが「世界のごちそう博物館」の原点。心に残った料理を再現し、レトルトで販売しています。その土地ならではの食材を使った料理には、歴史や文化、宗教が色濃く反映されています。その面白さを広く知ってもらいたいと、2016年4月に「世界のごちそう博物館」を立ち上げました。
――最近の売れ筋レトルトは?
スペイン、カスティーリャ地方のニンニクスープ『アホ・スープ』です。免疫力がアップする食材だからでしょう。
――本山さんのおすすめは?
※なお、4月17日の『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)にも出演した本山さん。今月28日までの期間限定で、本山さん監修の書籍『全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ』を販売中です。さらにレトルトとのセットや、オンライン料理教室とのお得なセットも。元気にコロナをのりきるために、家庭での楽しい過ごし方の一つとしていかがですか。
https://camp-fire.jp/projects/view/161154
「世界のごちそう博物館」
https://www.palermo.jp/