天神祭 3年ぶり”陸渡御” みこし担がず、規模小さく「それでも夏、戻ってきた」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

天神祭 3年ぶり”陸渡御” みこし担がず、規模小さく「それでも夏、戻ってきた」 

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 日本三大祭りの一つ、天神祭が25日、大阪天満宮(大阪市北区)などで開かれ、御神霊を乗せた神輿が大阪・御堂筋や堂島川沿いを練り歩く「陸渡御(りくとぎょ)」が3年ぶりに営まれた。

「三ツ屋根地車」江戸時代末期の職人の工法を再現、170年ぶりに新調<2022年7月25日午後>
天神祭 傘踊り

 陸渡御は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年から中止していた。

 例年、大阪天満宮の主祭神・菅原道真の御神霊を乗せた神輿「御鳳輦(ごほうれん)」やだんじり、催太鼓、獅子舞、傘踊り、四つ竹などが続く行列に約3千人が参加する陸渡御。

 今年(2022年)はコロナ感染予防のため、人数を半分以下の約1200人に縮小。神輿は担がず、台車で引くなどの措置を取った。

神の使い「神童」を務めた大阪市立西天満小学校6年・脇本寛太さん
天神祭 獅子舞

 なお、約100隻の船が大阪の中心部を流れる大川を行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と、クライマックスを彩る約5千発の奉納花火は3年連続で中止した。

菅原道真の御神霊を乗せた神輿「御鳳輦(ごほうれん)」
例年、陸渡御の行列には約3千人 今年(2022年)は1200人規模に縮小
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