日本三大祭りの一つ、天神祭が25日、大阪天満宮(大阪市北区)などで開かれ、御神霊を乗せた神輿が大阪・御堂筋や堂島川沿いを練り歩く「陸渡御(りくとぎょ)」が3年ぶりに営まれた。
陸渡御は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年から中止していた。
例年、大阪天満宮の主祭神・菅原道真の御神霊を乗せた神輿「御鳳輦(ごほうれん)」やだんじり、催太鼓、獅子舞、傘踊り、四つ竹などが続く行列に約3千人が参加する陸渡御。
今年(2022年)はコロナ感染予防のため、人数を半分以下の約1200人に縮小。神輿は担がず、台車で引くなどの措置を取った。
なお、約100隻の船が大阪の中心部を流れる大川を行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と、クライマックスを彩る約5千発の奉納花火は3年連続で中止した。