第104回全国高校野球兵庫大会は、28日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で決勝が行われ、社が、延長14回タイブレークの末、6対3で神戸国際大付属を破り、悲願の初優勝を果たした。
先制したのは社。四球のランナーを二塁において、7番芝本が左中間を破る三塁打で1点を取った。
神戸国際大付は3回裏、二塁打のランナーをおいて、2番の田村がレフト前へのタイムリーヒットと、社の守備のエラーで2対1と逆転。
しかし社は、5回表、相手のエラーでランナーを迎え入れ2対2の同点に追いついた。
その後、両チーム得点が入らないまま延長戦、さらに兵庫大会決勝戦史上初のタイブレークにもつれこんだ。
そして延長13回、社、神戸国際大付がともに1点ずつ取って3対3。14回表、社が一気に3点を上げて6対3とし、その裏の神戸国際大付の攻撃を守り切って、創部74年で初めて夏の甲子園への切符を手にした。
第104回全国高等学校野球選手権大会は8月6日(土)から、西宮市の阪神甲子園球場で開催される。