海に行くとテンションが上がるのか、入るやいなや「ワー!」「キャー!」なんて言いながら水をかけてくる人、いますよね。あれ、なんなんですかね!? やたらと水をかけたがりません(笑)? はしゃぐ気持ちを抑えきれず、ついついやってしまうのでしょうか……?
イヤなそぶりを見せると、よりいっそう「ファーッ!」「ビャーッ!」とかけてくる。ならば、とこちらも対抗して「キャーッ!」「ワァーッ!」とかけ返す。もはや喜んでいるのかいやがっているのかわからないままに、どんどんヒートアップ!
バシャ!「キャー!」
バシャ!「フゥーッ!」「ヒャーッ!」
あれ、一体なんなんでしょうか(笑)。
今年も海水浴場を訪れた人のなかに、やたらと水をかけ合っている人たちを目撃しました。そこで、私は冷静に調査してみることにしたのです。水のかけ合いを楽しんでいる真っ最中の人たちに、(水辺だけに)水を差すように尋ねてみました。「なぜそんなふうに水をかけ合っているのですか?」と。すると、返ってきた答えはおもに下記の3つに分類されました。
・「海に来たぞ!」という喜びが爆発した、儀式のようなもの。
・準備運動がわりにやっているのかも。
・一緒に来た人のおどろく顔が見たいから、ついついやってしまう。
「儀式のようなもの」と答えた人は、海に来た喜びが爆発してテンションも上がり、なぜだか水をかけてしまうのだそう。さらに深掘りしてみると、どうやら海から離れた場所から来た人の方がよりはしゃいでしまう、という傾向がみられました。「海に慣れ親しんでいる近場の人だとこうはならないのでは?」なんて意見も。
ほかにも、まったく違った角度から水のかけ合いをしている人たちも。プールや海に入る前に、多くの人が入念に体操をしてから少しずつ体に水をかけて慣らしていきますよね。「準備運動がわりに」と回答した人は、はしゃいで水をかけ合うことで、無意識に準備運動のようなことをしているのではないかと考えられます。
「一緒に来た人のおどろく顔が見たい」と答えた人にも話を聞いてみたところ、なんともロマンチックな回答が飛び出しました。