神戸市と、御船印めぐりプロジェクト事務局(本部・東京都中央区)が、神戸港を発着する船の利用促進や地域活性化を目指した事業連携を展開している。御船印プロジェクトが地方自治体と事業連携を行うのは全国初。「船旅と地域の活性化」をテーマとしている。
■「御船印めぐりプロジェクト」とは
船の御朱印ならぬ「御船印」を集めることを通じて、プロジェクトでは旅客船・観光船業界の利用促進や発着地の経済活性化を目指している。2022年には、全国の船舶運航会社を中心に77団体が参加し、各社がオリジナルの「御船印」を発売している。 また、“マスター制度”を設け、御船印を集めた数によって「一等航海士」や「船長」の称号を授与し、希望者には認定証を発行している。
港町・神戸では市民も船や港への強い誇りを抱いている。プロジェクト始動(2021年4月1日)から2年目に入り、神戸市と連携して船と地域の関わりをベースにした地域活性化に力を入れる。
■全国初の地域称号「神戸ポートエキスパート」を新設
神戸港を発着する 8 つの船社と 2 つの博物館が参加し、すべての御船印(各社1枚以上)を集めると、
▼地域称号「神戸ポートエキスパート」の認定証を事務局より授与
▼「神戸港オリジナルエコバッグ」及び「PORT OF KOBE メモ帳」をプレゼント