世界で唯一!「幻の柑橘」と呼ばれる鳴門蜜柑のエッセンシャルオイルを販売 淡路・株式会社淡路島パルシェ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

世界で唯一!「幻の柑橘」と呼ばれる鳴門蜜柑のエッセンシャルオイルを販売 淡路・株式会社淡路島パルシェ

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 最近、リフレッシュや癒し効果を求めてエッセンシャルオイルを活用する人が増えている。エッセンシャルオイルは精油とも呼ばれるが、植物の花、葉、果皮、果実などから抽出した天然の香り成分を抽出したエッセンスだ。淡路市にある株式会社淡路島パルシェでは、世界で唯一の「鳴門蜜柑」のエッセンシャルオイルを販売している。

淡路島産エッセンシャルオイルSuu(すう)
淡路島産エッセンシャルオイルSuu(すう)

 株式会社淡路島パルシェが展開する商品は「淡路島産エッセンシャルオイルSuu(すう)」。株式会社淡路島パルシェの魚井太郎さんに商品名「Suu」の由来を聞くと、「地のまま他の物が加わらない、手を加えていない本質を意味する『素』と、その他にも深呼吸や風の音をも含んでいます」と教えてくれた。商品は鳴門蜜柑のほかラベンダー、ローズマリー、ハッカなど全9種類。材料となるハーブは全て淡路島産で、農薬・化学肥料不使用のものを使用。鳴門蜜柑のみ契約農家で栽培されたものだそうだが、そのほかの8種類のオイルは自社で育てたハーブを使用。栽培から蒸留、ボトル詰めまで一貫生産をしている。

 一貫生産をする中では大変なことも多いようだが、特にラベンダーの栽培が難しく苦労しているのだそう。「ラベンダーは高温多湿に弱く、夏場に枯れてしまうことが多い。また、除草剤も使用しないため雑草の管理も大変で、春から秋にかけては何度も草刈りを行います。草刈り機などは使うものの、刈り取りや釜詰め、商品のボトル詰めなど手作業の部分が多く、手間暇をかけて生産しています」(魚井さん)

手間暇をかけて栽培いているラベンダー
手間暇をかけて栽培いているラベンダー

 商品の1つである鳴門蜜柑は淡路島原産の柑橘で、爽やかな酸味とほろ苦さが特徴。最盛期の昭和24年ごろには2800トンあまりが生産されていたそうだが、今では栽培農家が少なくなり10分の1以下にまで生産が減少。そのことから「幻の柑橘」と呼ばれる。「鳴門蜜柑は果皮にもしっかりとした爽やかな香りがありますが、当社で販売しているエッセンシャルオイルは、鳴門蜜柑の果皮から蒸留したもの。鳴門蜜柑のエッセンシャルオイルは世界でも私どものSuuシリーズにしかない商品なので、是非一度試してみてほしいです」と魚井さん。

「幻の柑橘」と呼ばれる鳴門蜜柑
「幻の柑橘」と呼ばれる鳴門蜜柑

 「淡路島産エッセンシャルオイルSuu」は、株式会社淡路島パルシェが運営しているパルシェ香りの館(淡路市)のほか、全国の雑貨店でも販売を行う。オンラインショップでも販売しており、淡路島産エッセンシャルオイルSuuの商品ページで確認ができる。

全9種類の淡路島産エッセンシャルオイルSuu
全9種類の淡路島産エッセンシャルオイルSuu
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