兵庫県姫路市では、「日本酒の日」である10月1日に、一日を通して日本酒を楽しめる2種類の大きなイベントが開催される。
1つ目は、マップを片手に料理店をハシゴして、それぞれの自慢の料理と日本酒のセット(500~1000円)を味わえる「日本酒ゴーアラウンド姫路」。各店に常駐する蔵元が聞かせてくれる日本酒の熱い話も楽しみの一つとなっている。前日までに対象店舗で「さかずきんちゃんバッジ」(500円)を購入しておくと参加できる。
同イベントは、日本酒の楽しさを伝えようと2008年に大阪で酒屋と蔵元が参加して始まったもので、開催する毎に規模が拡大し、今年は全国16都市で開催されるまでに広がっている。姫路では3年振りに3回目の開催となり、11店舗(うち4店舗は1日・2日の2日間開催)と12蔵が参加。店舗によって時間が異なるので、詳しい営業時間などは参加店マップで確認できる。
2つ目は、「全国酒まつりinアクリエひめじ」。アクリエひめじ(姫路市神屋町)の展示場で、午後3時から午後7時30分まで開催される(お酒が無くなり次第終了)。全国にある「兵庫県産山田錦」使用の日本酒が一堂に集まり、その数は70蔵にのぼるという。最初に今年8月の大雨災害地域へのチャリティーとして1,000円以上寄附することで、官兵衛盃と飲み比べチケット5枚が手に入る(2回目以降は500円で5枚と交換)。5枚で2〜3杯分飲めるので、試飲して好みの日本酒を見つける楽しみも。酒肴(別料金)はレストラン「清交倶楽部」が多彩に用意する。
ゲストとしてシンガーソングライターの嘉門タツオ氏と日本酒スタイリストの島田律子氏も登場し、ステージを盛り上げる。
◆日本酒ゴーアラウンド姫路
(一社)ひとネットワークひめじ 079-224-2928
◆全国酒まつりinアクリエひめじ
神戸新聞事業社姫路支社 079-285-2701