Every Little Thing・伊藤一朗 洋楽との出会いは「横須賀基地の人が聴いていたAMラジオ」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

Every Little Thing・伊藤一朗 洋楽との出会いは「横須賀基地の人が聴いていたAMラジオ」

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 TRFのDJ KOOがパーソナリティをつとめる『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)では、音楽をはじめとしたさまざまなテーマについてDJ KOOがトークを繰り広げ、リスナーの元気をリブート(再起動)させる。12月31日の放送回では、Every Little Thingのギタリスト・伊藤一朗さんがゲストとして登場。ソロ活動やバラエティー番組の出演など幅広く活躍している伊藤さんがどのような経緯で音楽と出会ったのか、その道のりについて話を聞いた。

Every Little Thingの伊藤一朗さん(写真左)、DJ KOO(同右)

 1996年にEvery Little Thingとしてデビューし、数々のヒット曲を生み出してきた伊藤さん。現在はソロ活動のほかバラエティアーティストとしても活躍しているが、DJ KOOによると「音楽のことはガチで話すことが多いけど、バラエティーに関する話はあまりしない」とのこと。

 バラエティー番組に出演するようになったきっかけを尋ねると、「年末って大きな歌番組があるじゃないですか。その番組に出演しなかったときに『(歌番組を放送している)時間帯に、こういう番組があるけどプロモーションとして出演しませんか?』と声をかけられたのがきっかけでした」と回答。

 その後、天然な人柄がにじむトークが人気となり、出演回数も増えていったという。バラエティー番組への出演を重ねるなかで「普段はやらない“穴に落ちる”みたいなことをやって、あのパワーが(自分のなかにあったとは)信じられなかった」と、自身の新たな一面に出会えたことを振り返った。

 続いて、話題は伊藤さんと音楽の出会いについて。神奈川県横須賀市出身ということもあり、洋楽に興味を持ったのは「基地にいる方が聴いていたAMのラジオ」がきっかけだったという。

「たとえば、ポップスならオリビア・ニュートン・ジョンとか。(AMラジオには)知らないアーティストの曲を1時間のライブで聴けるプログラムがあって、それで洋楽を聴くようになりました」と明かした。

 10代になってからギターを弾くようになったというが、本当はドラムをしたかったのだそう。

「友達とバンドをしようという話になったときに、(別の人に)ドラムを取られたんですよ(笑)。それでギターを担当することになって、お手本になるギタリストを探してたんですけど、当時ならTOTOとかジャーニーとかですかね。難易度が高いか低いかすら分かっていない状態で……。ギター雑誌をめくると、エドワード・ヴァン・ヘイレンの『Eruption』の譜面が載っていて、『これを弾けるのが普通なんだ』と勘違いしたまま練習していました」(伊藤さん)

 そんな伊藤さんがEvery Little Thingのギタリストとしてデビューしてから、今年で27年が経つ。最近では「母が(ELTの)ファンでした」と言われることもあり、時の早さに驚かされていると言う。

「当時グループがブレイクしたころはローティーンの方が多くて、その方たちが結婚してお子さんができて……。育児に手がかからなくなったからまたコンサートに来てくれたとか、そういうのはうれしいですね」(伊藤さん)

 この話を受け、DJ KOOも「最近はいろいろな制限が緩和されたこともあり、全国各地のイベントやお祭りでDJをやっているんですけど、そこにお子さんを連れた親御さんがけっこう来てくれるんですね。そこでELTの『Dear My Friend 』とか『出逢った頃のように』とかをかけると、その親御さんたちがうれしそうに歌うんですよ。ほほえましいし、音楽もだんだん(コロナ禍から)いい復活をしているのかなと、仕事を通じて感じています」と賛同を示した。

Every Little Thingの伊藤一朗さん(写真左)、DJ KOO(同右)

 次回、1月7日の放送もEvery Little Thingの伊藤一朗さんがゲストとして登場。引き続き、DJ KOOとトークを繰り広げる予定だ。

(※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2022年12月31日放送回より)

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