神戸の中華街・南京町で中国の旧正月を祝う「春節祭」ステージイベントが27日、始まった。29日まで3日間開催される。
新型コロナウイルスの影響で規模が縮小されていたが、3年ぶりに全面的に復活。大寒波の中、多くの人でにぎわった。
春節祭は1987年から開かれ、今年で35回目。昭和天皇崩御(1989年)と阪神淡路大震災1995年)の2回は中止となった。1997年(平成9年)には、神戸市の地域無形民俗文化財に指定された。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021~22年はオンライン配信するなど規模を縮小していたが、今年は“リアル開催”となった。
ステージでは役者の面が一瞬で変わる変臉(へんれん 変面とも)や獅子舞、龍の舞を楽しむことができる。昨年に引き続き、豪華賞品の当たる「ポチ袋くじ(200円)」、南京町の31店舗で本格中華の特別メニューを味わえる「迎春餐&福袋(2023円)」などが販売される。