5類引き下げと脱マスクへの本音 海外から「マスク姿の日本人、むしろ安心」~大阪・通天閣、節分”豆配り” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

5類引き下げと脱マスクへの本音 海外から「マスク姿の日本人、むしろ安心」~大阪・通天閣、節分”豆配り”

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 3日の「節分」を前にした1日、大阪・新世界の観光スポット「通天閣」では、昨年(2022年)に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため”豆まき”ならぬ「豆配り」が行われた。

2022年に続き、2年連続の“豆配り”<2023年2月1日 大阪市浪速区・通天閣>
「何度でお並びください!感染対策だけはお願いします…」中には5回並んだ女性も

 1957(昭和32)年に始まった通天閣の節分行事は例年、真下の広場に集まった人たちに向け、特設ステージからゲストの福男・福女による豆まきが行われるが、昨年に引き続き中止。 67回目となる今年は、 大阪府公式マスコットキャラクター「もずやん」(大阪府広報担当副知事)が登場。用意された1800袋の福豆をアクリル板越しに約15分間、非接触で配った。

 通天閣観光によると、2022年の年末から23年にかけて入場者数が大幅に増え、2022年5月に通天閣内に開業した全長60メートルの滑り台「タワースライダー」も連日最高60分待ちの状態になっているという。

好評「タワースライダー」10秒間のワクワク・ドキドキ<2022年5月9日>
タワースライダー誕生を報じる電光ニュース<2022年5月9日午後 大阪・梅田>

 通天閣は現在、ネオンのリニューアル工事中で、10月には完成する見込み。LEDビジョンでは工事前、新型コロナウイルス感染症の感染拡大・収束状況を判断するための府独自の指標・基準となる「大阪モデル」を、もずやんのイラストで映し出していた。

少しづつイベントも復活、出番が増えたもずやん「ミャクミャク(大阪・関西万博公式キャラクター)には負けへんで!」大阪府広報公聴課・重成朋未さんと共にごあいさつ
もずやんは通天閣のLEDパネルでコロナ感染拡大状況を示す指標「大阪モデル」の“見える化”に貢献 「緑信号」は警戒解除を表す<2020年5月29日>

 通天閣観光の西上雅章会長は「本当は盛大に豆まきをしたいのが本音。ネオンのリニューアルが終わる今年の秋に向けて、多くの方々で賑わうようになってほしい。そして、来年こそは、たくさんの人に福を授ける『豆まき』ができることを望みます」とコメントした。

通天閣観光・西上雅章会長「来年こそは、従来の“豆まき”を!」
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