TRFのDJ KOOがパーソナリティをつとめる『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)では、音楽をはじめとしたさまざまなテーマについてDJ KOOがトークを繰り広げ、リスナーの元気をリブート(再起動)させる。2月11日放送回では、アイドルグループ「豆柴の大群」からナオ・オブ・ナオさんとレオナエンパイアさんの2人がゲストとして登場。
今年1月に新メンバーとして加入したレオナエンパイアさんのオーディションにまつわる思い出や、ナオ・オブ・ナオさんがアイドル活動で心がけていること、さらに、2月22日(水)にリリースされるニューアルバム『MAMEQUEST』の制作秘話について語った。
TBS系のバラエティ「水曜日のダウンタウン」内のアイドルオーディション企画「MONSTER IDOL」から、2019年にデビューした女性アイドルグループ「豆柴の大群」。1月に開催された新メンバーお披露目ライブでモモチ・ンゲールさんとレオナエンパイアさんが加入し、現在はメンバー6名の新体制で活動をしている。
アイドルを目指して地元・徳島から上京してきたというレオナエンパイアさんだが、実際に加入した今、ある悩みがあるのだそう。
「アイドルになれてうれしいんですけど、バラエティー番組の企画から生まれたグループなので、おもしろさを求められるんじゃないかと……。特におもしろいこともできないので、どうしようかなと悩んでいます」(レオナエンパイアさん)
この悩みに対して、ナオ・オブ・ナオさんは「やっていくうちに自分の個性だったり、『自分ってこういう人間だったかも』というおもしろさが呼び起こされてくると思うので大丈夫。今は悩んでるかもしれないけど、絶対に何かあると思う」とエールを送った。さらに、「レオナって感情が平坦というか、相槌も棒読みなことが多くて(笑)。何か話したときも『おもしろーい』みたいな(笑)」と、早くもレオナエンパイアさんならではの個性を見つけていた。
そんな2人に、今回はさまざまな質問を用意。最初の質問は、初めて行ったライブと、憧れの存在について。ナオ・オブ・ナオさんは「松浦亜弥さんのライブ。憧れの存在も松浦亜弥さんです」と回答し、自身のルーツを明かした。
「3歳くらいから歌とダンスを習っていて、物心ついたころから歌とダンスが主軸にある生活をしていたんですよ。だから気づいたときには『アイドルになりたい』という思いがありましたね。松浦亜弥さんのステージはすごくパワフル。『1人なのにあんなに迫力を出せるんだ』『踊って、歌も歌うのに声がブレないのがすごすぎる!』と思って憧れの存在になりました」(ナオ・オブ・ナオさん)
続いて、レオナエンパイアさんは「モーニング娘。の久住小春さんです」と回答。さらに、小学生のころからPerfumeのファンだったことを明かし、「歌って踊る完成度の高さがすごいなと思っていて、そこに憧れてアイドルを目指すようになりました」と語った。
これまでの活動のなかでの思い出深いエピソードについて尋ねると、「合宿オーディションの課題曲が『豆柴の大群』の全楽曲だったこと」とレオナエンパイアさん。
「二次面接の合格後、次の合宿オーディションに参加する1か月前くらいに連絡が来たんですけど、『豆柴の大群の全楽曲を課題曲にするから歌とダンスを覚えてきてね』と言われたんです。全部で40曲だったんですけど、『1か月で覚えるの!?』と驚きましたね」(レオナエンパイアさん)
レオナエンパイアさんの話を聞き、「私達が数年かけて覚えてきた40曲を1か月で覚えるんですよ。すごくないですか?」と改めて感嘆の声を漏らしたナオ・オブ・ナオさん。「(全楽曲を覚えてきたレオナさんに対して)めちゃくちゃすごいし覚えが早いし、『本当に豆柴の大群になりたいと思って来てくれてるんだ』と思ってすごくうれしかったです。その熱意に負けないように、自分もがんばろうと思えました」と胸の内を明かした。
続いての話題は、アイドル活動をするうえで大切にしていること。「周りへの感謝の気持ちとリスペクト」と語るのは、ナオ・オブ・ナオさん。その真意についても尋ねてみた。