女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサが、クラブのYouTube公式チャンネルを通じて、選手の新たな魅力を感じさせる動画を配信している。
テーマにしているのは、eスポーツ=ゲーム。INAC神戸レオネッサ公式Youtubeチャンネル「INACTV」バラエティ企画第3弾として配信している「脱出せよ! INAC神戸 ゲームの部屋」では、「初代マリオカートに挑戦!いち早く勝ち抜けろ」というテーマのもと、GK武仲麗依選手、DF竹重杏歌理選手、DF井手ひなた選手、MF天野紗選手が、任天堂のレースゲーム『スーパーマリオカート』に挑戦。対戦形式で競い合い、チームの主軸であるMF伊藤美紀選手も飛び入り参加して盛り上がりを見せるのだが、普段は女子サッカーのトップレベルで戦う選手たちが、慣れないゲームでは悪戦苦闘。天然なキャラクターも炸裂させるなど、プレー中にはなかなか見られないような素顔をさらけ出している。
この配信の様子を見た、ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』パーソナリティーの赤崎夏実(※「崎」=たつさき)は、「ただゲームをしているだけなのに、なぜか見てしまう……普段の競技とは違うゲームだとしても、やっぱりプロのアスリートだなというところがちょこちょこ垣間見えるのが面白い」と、女子サッカー選手ならではの一面にも着目。「あのゲームの中なら、私も交じれるかなと。けっこう負けず嫌いな私はゲームが下手だけど、同じくらい下手な子たちが多かったので(笑)」と、距離感の近さも感じられたよう。
また、同じく番組パーソナリティーを務める元Jリーガーの近藤岳登も、「負けず嫌いだったり、何か作戦を練って攻略しようとしたり、人が失敗するのを見て喜んだり、そういうリアルを観ることができるのはいい! それに、ゲームをやっているときは女の子らしさを感じさせるね。選手として認識があって見るけど、ああいう(ゲームを楽しむ)感じは異様というか、非現実的なところもあり、それもいい」と、新たな配信に注目していた。