明石市長に殺害予告メール 「ニュースになればいい」横浜の男、再逮捕 泉市長「これで終わりではない…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明石市長に殺害予告メール 「ニュースになればいい」横浜の男、再逮捕 泉市長「これで終わりではない…」

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 兵庫県明石市の泉房穂市長宛てに殺害を予告するメールが届いた事件で、兵庫県警は13日、不正アクセス法違反と職務強要容疑で横浜市在住、無職の男(22)を再逮捕し、15日までに追送検した。

兵庫県警本部

 男は事実関係を認めているが、「辞任を求める意図はない。ニュースになればいいと思った」などと述べ、容疑を一部否認しているという。
 男は2022年8月29日、大阪府内の風俗店のサーバーに店の関係者のIDとパスワードを使って不正にアクセスし、店への問い合わせメールを明石市役所に転送するよう設定を変更した。そのうえで泉市長宛てに「辞任しなければ登下校中の小中学生をスタンガンで気絶させて誘拐し、爆弾をくくりつけて市長室に特攻させる」などと入力した脅迫メールを店へ送った疑いが持たれている。

 男は2022年8月20日、山口市の問い合わせフォームの自動返信機能を使い同様の脅迫メールを明石市に送ったとされる容疑で2月20日に逮捕され、神戸地検明石支部が13日、脅迫罪で起訴した。

 明石市によると、泉市長宛てに「お前の寿命は遅くても1か月ぐらい」などと記された殺害予告メールが、2022年7月から11月にかけて100通以上届き、明石市は同年11月、兵庫県警に威力業務妨害容疑で刑事告訴していた。兵庫県警は、この男のほかにも数人が送信した可能性もあるとみて捜査している。

男の再逮捕を受け 泉房穂・明石市長「犯人は1人や2人ではないようだ。これで終わりではない」とツイート

 男の再逮捕を受け、泉市長は自身のツイッターに「殺害予告メールの犯人の1人が再逮捕となったが、最初の犯人も、その後の犯人も、まだ逮捕はされていない。犯人は1人や2人ではないようだ。今後の同種事案の再発防止のためにも、全容を解明していただくよう、切に願っている。これで終わりではない」とつづった。

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