「母子同室中やねんけど、覚醒しまくってるベビ子。元気でよろしい！！！」と題して、一枚の赤ちゃんの写真がTwitterに投稿され、話題となりました。カッと目を見開いて、びっくりしたような表情をしている赤ちゃんですが、一体、何を目撃したのでしょうか？
リプライでは、「サンシャイン池崎？」「イェェェーーーイ！！」「西川きよし師匠！」「可愛すぎて笑ってしまった」「キマッてますね！癒される～」「大喜利できそうな写真！」と反響の声が寄せられました。
娘さんの写真を投稿した、お母さんのぺこさん（@pecozou1209）に話を聞きました。
ーー写真撮影時の状況を教えてください。
「娘の視線の先にはパパがいるだけなのですが、なぜか急に覚醒しだしたので、パパはこの瞬間を逃すまいと、必死に連写をしていました（笑）。ネットで調べてみたところ、赤ちゃんは生後8か月くらいでパパを認識するようなので、まだパパだとわからず、巨人にでも見えたのかもしれません（笑）。パパは娘が可愛くて可愛くてたまらないみたいで、メロメロです（笑）。こんな時期は一瞬しか見れないと思って、記録を残しまくっています」
ーー娘さんは早産だったということですが、出産からの成長の様子を教えてください。
「私は24才で初産だったのですが、もともと3月10日が出産予定日だったところ、昨年10月に18週で前期破水してしまいました。安定期に入り、安産祈願に行こうと考えていた矢先のことでした。仕事の休憩中に起こったのですが、原因不明だと言われました。
すぐ病院に行き、医者からは、母体保護法で22週未満であれば人工中絶が認められていること、妊娠を継続すると感染症などで母体にも危険があること、もし無事に生まれても長く生きられなかったり障害が残る可能性があること、そのうえでどうするか選択してほしい、と説明されました。
夫婦で泣きながら話し合い、産むことを決意し、そのまま切迫流産で緊急入院しました。娘は27週までお腹の中で頑張って成長してくれて、12月に帝王切開で出産しました。3か月早く、781グラムで産まれてきてくれた娘は、すぐNICU（新生児特定集中治療室）に入りました。
2月18日、生後72日目で1868グラムのときに、NICUからGCU（新生児回復室）に移りまして、今日に至ります。娘とは週1回、1時間の面会しかできないのですが、先日、GCUの近くの会議室みたいな部屋で5時間ほど、母子同室で過ごす時間がもらえました。家族だけで過ごして、何かあったら看護師さんをすぐ呼べるようになっています。投稿した写真は、そのときに撮影しました。
