「アニキは永遠です!」 水木一郎さん偲び、ささきいさお、影山ヒロノブらアニソン歌手がメッセージ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「アニキは永遠です!」 水木一郎さん偲び、ささきいさお、影山ヒロノブらアニソン歌手がメッセージ

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 アニメ『マジンガーZ』の主題歌などで知られる歌手の水木一郎さんが昨年12月に亡くなって、6日で4か月。水木さんと親交のあったラジオ番組『青春ラジメニア』(ラジオ関西)では、3月、5週にわたって「水木一郎ソング特集」を実施。水木さんにゆかりのあるアニソン歌手、ささきいさお、山野さと子、串田アキラ、影山ヒロノブから、水木さんとの思い出やお気に入りの楽曲などを語ったメッセージが寄せられた。

水木一郎さん(2022年3月撮影)
水木一郎さん(2022年3月撮影)

 各歌手からのコメントは、以下の通り。

■ささきいさお

ささきいさおさん※2022年7月、ANIME JAPAN FES 2022 “大阪 夏の陣”会場にて
ささきいさおさん※2022年7月、ANIME JAPAN FES 2022 “大阪 夏の陣”会場にて

 水木と初めて会ったのはたしかコロムビアの表彰式であいさつしたときです。初対面の印象は、向こうもこちらの方が先輩だからそんなに大きな態度はしていなくて、「やぁやぁこんにちわ」「よろしく」と挨拶しましたね。後々、彼も実績を積んで、どんどん態度が大きくなっていきましたけども(笑)、あの頃はまだ純情そのものでしたね。

 一番思い出に残っているステージは「ロボット対決」。お互いにロボット作品の主題歌が多いので対決しようと2回ほどやりましたが、僕の方が多かったんじゃないですかね。

(アニソン業界では)水木より先輩の人があまり多くないですけど、僕はさらに先輩ですから、「おい、水木」と上から目線でよく話すようにしていました。そんな彼が一番気に入っていたのは、彼自身がいじられること。一番奥さんも喜んでました。延々水木が話続けているときに、「おい水木! お前、話は長いけど、足は短いな」と言ったのを覚えています(笑)。彼もウケてくれて、「またやりましょうよ。またああいうの言ってください」と話していました。

  今一番聴きたい水木一郎の歌は、僕も歌いたかった『キャプテンハーロック』です。水木、俺も、もうじきいくかもしれないから、また向こうの世界でいっしょに歌おうね。安らかにね。

■山野さと子

山野さと子さん(写真中央)、番組の前パーソナリティ 岩崎和夫さん(左)、番組パーソナリティの南かおり(右)
山野さと子さん(写真中央)、番組の前パーソナリティ 岩崎和夫さん(左)、番組パーソナリティの南かおり(右)

 水木さんと初めてお会いしたのは、今から43年前の1980年4月、私がデビューするきっかけになった『地球(テラ)へ…』主題歌コンテスト決戦大会です。コンテストのあとにパーティーがあり、ドキドキしながら「サインしてください」と言ったら、「いいよいいよ」とサインしてくださいました。そのサイン帳は今でも宝物にしています。

 その後上京し、数年間、歌のお兄さん・お姉さんとして、毎年のように水木さんとご一緒していました。全国いろんなところをまわって、誰よりも楽しげに、誰よりも一生懸命、誰よりも全力で踊る姿を見るのが楽しくて大好きでした。子ども向けのステージだからといって妥協しない、優しくて親しみ深い、そんな水木さんをリスペクトしています。

 水木さんの歌で大好きなのは『ルパン三世 愛のテーマ』や『ロマンティック・アゲイン』『北の狼 南の虎』です。でも今一番聴きたいのは『ムーへ飛べ』という曲。水木さんの優しさがすごく出ていると思います。

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