新年度がスタートして初めての平日となった3日、兵庫県内の企業でも入社式が行われ、新社会人たちが一歩を踏み出した。
姫路市に本社がある、精密機械メーカーの大手・グローリー株式会社には男女合わせて63人が入社した。入社式で三和元純社長は「きょうは、皆さんにとって人生の新たなスタートライン、キャリア形成の始まる日です。失敗を恐れず日々精進し、逞しく成長してください」と激励、新入社員を代表して三宅真梨子さんが「国内外のあらゆる変化をチャンスと捉え、不屈の精神で挑戦していきます」と決意を述べた。
入社式を終えた新入社員からは「未来を担う仕事をしていきたい」「いい仕事をするにはコミュニケーションが大事だと思う。コミュニケーションを上手くとることができる社会人になりたい」という声が上がった。また新入社員の中には姫路で生まれ育った人も多く、「子どもの頃からの憧れの企業だった」「姫路で生まれ育ったので入社して嬉しい」と話す人もいた。
新入社員たちは、対面やオンラインでの研修で知識と心構えを身に着けた後、職種別の専門の研修を行う予定という。