令和の坂本龍馬!? 「拳銃を突きつけられても絶対に譲らない」 起業家・溝口勇児の信念 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

令和の坂本龍馬!? 「拳銃を突きつけられても絶対に譲らない」 起業家・溝口勇児の信念

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 連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティを務める『セケンテー/ぼくらは囚われない』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時00分~)。3月2日の放送では、起業家の溝口勇児さんがゲストに登場。起業家としての目標について語った。

起業家の溝口勇児さん(写真右)、パーソナリティのセオ(同中央 )と田中大貴(同左)

 起業家を支援する株式会社WEIN Groupや、エンタメ領域を対象に独自のプラットフォーム制作サービスを提供する株式会社BACKSTAGEなどでCEOを務める溝口勇児さん。最近では、格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」のCOOとして運営に参画し、活動の幅を広げている。

 自身が運営する起業家コミュニティ『Founders』を「さまざまな年代、業界の人たちが集まる。多くの出会いがあり、リサーチするためにぴったりの場所」と話す溝口さん。年齢を重ねても陳腐化しない方法は「すばらしい若者たちに触れ合え続ける場を作ることだ」と熱弁した。

 もともとはトレーナーとして活動し、トップアスリートの体づくりに携わっていたという溝口さん。当時は経営者としてのマインドはなかったものの、月日とともに心境の変化があらわれたという。

「社員に腹が立ったときに『自分が社員だったらこうするだろう』と考えると、社員になりたくなる。そして社員になって『この会社や事業を良くしよう』と思ったら、権力が必要になる。それを繰り返していくと最後は経営者になっていくみたいな感じ」(溝口さん)

 実際、拠点にしていたフィットネスクラブがより良くなるように行動していくうちに、経営を任されるようになったという。さらに、トレーナーと経営者の共通点として「相手の立場になって物事を考える能力」を挙げた。

「(トレーニング)メニューを提示する際、最初は全種目一緒にやる。そういう姿勢を見せてから、『2日目以降はしっかりと魂をこめてやってください』と要求していた」と、トレーナー時代を振り返った溝口さん。経営者となった現在も商品・サービスの利用者の立場になって考えることを心がけていることから「すべての仕事に通じるものだと思う」とコメント。

 その後も「誰も注意できない某有名人に説教をした話」や「超大手芸能事務所のトップとケンカしたあと2次会に行くほど仲良くなった話」など、溝口さんからの口からは驚きのエピソードが連発。過激なエピソードも多数飛び出したが、「陰でまったく心当たりのないことを言われたりもする」と溝口さん。これには、セロも「世間の人たちが誤解していることもあるんだろうね」とすかさずフォロー。

 しかし、「自分の器が小さいから、そういう誤解レベルのことが起こる」とどこまでも自分に厳しい姿勢を貫く溝口さん。器を大きくするためにも自分に集中したいそうで、自身の心境について坂本龍馬の言葉を紹介した。

『世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る』(坂本龍馬)

 この言葉に、パーソナリティの田中は「(溝口さんは)令和の坂本龍馬ですね……」と言葉を漏らした。


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