『今日は小学校の入学式。早いものですね。一つだけ物申したいことがありました。この茶封筒、6年間使うのは無理ゲーだと思います』
そんな悲痛なつぶやきをTwitterに投稿したのは、今年春から小学校1年生になる息子さんを持つ、お父さんのshunさん(@shun0157)。今は茶封筒の中身は空っぽですが、小学校からは「個人情報の受け渡しに使う」という説明のもと、配布されたそうです。茶封筒には、「※この封筒は6年間使います。」との注意書きが……えっ6年間?!
一見、驚きの謎システムですが、実はこういった個人情報などの重要書類の受け渡し用に使う茶封筒は、昔から多くの小学校で類似のものが使われています。多くは封筒の表面に小学校名の記載があり、児童の名前・学年・クラス・出席番号などを記入して使います。
この小学校あるあるネタは8.7万いいねを集める大反響となり、リプライ欄では多くの体験談が集まりました。
「あったわ茶封筒~最後あたりボロボロになるかクシャクシャになるよね」
「最後の方は、おしりが拭けそうなくらい、フンワリしていました」
「A4サイズを容易に超える封筒は、確実にランドセルへのファーストテイクでグシャッとなりますw」
「雨の日とか、生き残れるのか……?」
「2年目で飼い犬にかじられてボロボロになりました。学校の方で表紙だけコピーされて、茶封筒に貼り付ける形で返却されましたw」
「万年プリントぐちゃぐちゃ男子ですが、これはすぐに学校へ返却する封筒なので、比較的生き残ります」
「年1回とか学期1回とかで持って帰って、記入したらすぐ学校側にパスする形式だったから、全然大丈夫だった」
「子供がカバンに突っ込むので、はしっこは痛みますが、6年もちますよ!」
「これが究極のSDGsだというのか……いや、持続可能じゃねぇのよ」
6年間と聞くと、とても耐えられないような気がしますが、利用頻度が低いため、意外と6年間持ちこたえた……という声の方が優勢でした。小学校の運用にもよりますが、基本的には年に1回~数回程度、小学校と家庭を往復する以外は、小学校で大切に保管されているケースが多いようです。全児童分の茶封筒が眠っている小学校が、全国各地にあるとは……。
保護対策として、事前に透明テープや養生テープ、セロテープ、ラミネート加工などで補強をしたという声も寄せられました。小学校によってはプラスチック製の保管用ファイルを使っているところもあるようですが、もしもノーマル茶封筒にあたった場合はどうにか工夫しながら、卒業までの6年間、大切に守り抜いていきましょう。
今日は小学校の入学式
早いものですね
一つだけ物申したいことがありました
この茶封筒6年間使うのは無理ゲーだと思います pic.twitter.com/QeZfWXPCql
— shun@SeeD正社員エンジニア募集中 (@shun0157) April 10, 2023
(取材・文=ししまる555)