兵庫県と楽天グループが包括連携協定 斎藤知事、ヴィッセル神戸との協働に期待「スポーツの力を大事に、未来志向で」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県と楽天グループが包括連携協定 斎藤知事、ヴィッセル神戸との協働に期待「スポーツの力を大事に、未来志向で」

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 兵庫県と楽天グループ株式会社は22日、スポーツによる地域活性化や、ECおよびふるさと納税の活用による地域創生などを含む6項目において包括連携協定を結んだ。

包括連携協定の締結式に臨んだ、兵庫県の斎藤元彦知事(左)と、楽天グループ株式会社の武田和徳氏(取締役副社長執行役員コマース&マーケティングカンパニープレジデント) (写真:ラジオ関西)

 兵庫県と楽天グループは、以前にも県内の若者のワクチン接種推進に向けた取り組みや、兵庫県の公式ウェブアンテナショップ出店に関して連携を図るなど、つながりは強かった。今回の協定締結では、「公民の協働によって、スポーツの価値最大化や兵庫県のファン拡大などによる地域活性化および持続可能な社会づくりに取り組む」という。

 同日にノエビアスタジアム神戸で行われた協定締結式の記者会見で、兵庫県の斎藤元彦知事は「6項目にそってきちっと未来志向でやっていくという枠組みができたことが非常に大きい」と、協定締結の効果を強調。「楽天グループとは多くの場面で兵庫県との連係をさせていただいた。我々はスポーツの力を大事に思っている。兵庫県にはいろんなスポーツの魅力があり、未来を担う子どもたちにとって夢が持てるような、そんな兵庫県にしていくためにも、もっと発信し、地域の活性化につなげたい。その第1弾として楽天さんと包括連携協定を結ばせていただくのはありがたい」と述べた。

 今回の両者の協定は、(1)スポーツによる地域活性化に関すること、(2)地域創生に関すること、(3)県産品の活用と知名度の向上に関すること、(4)地域の安全・安心に関すること、(5)デジタル化の推進に関すること、(6)その他地域社会の活性化および県民サービスの向上に関することが、主な内容となっている。

 締結式がサッカー・J1のヴィッセル神戸のホームゲームに先立って行われたこともあり、記者会見では特に楽天グループに属するヴィッセル(楽天ヴィッセル神戸株式会社)との連携についての内容や、今後への期待に関する話が飛び出した。具体的には、県内の高校生を対象にヴィッセル神戸ホームゲームの試合観戦招待企画を行うことがあがった。その第1弾が、6月3日(土)のJ1第16節川崎フロンターレ戦で実施される予定。このほか、子ども向けのサッカー教室、若者向けのスポーツビジネス講座を開設するなど、ヴィッセルをはじめ楽天グループのスポーツ事業のノウハウをいかした取り組みが進められるという。

「但馬、淡路、丹波、播磨、摂津という五国からなる兵庫県みんなでヴィッセル神戸を応援していこうとなればいいなと思う」と、県民一体となって県唯一のJクラブを後押ししていく思いも語った斎藤知事。会見では、2年後に控える大阪・関西万博に関する兵庫県の取り組み、県全体をパビリオン(展示館)に見立てて国内外に発信する「ひょうごフィールドパビリオン」での協働についても言及。「(ヴィッセルの)選手の皆さんにも機会があれば体験していただいて、兵庫・神戸の素晴らしさというものを知っていただき、機会があれば発信していただくということもできればいいなと思っている」と、選手たちの発信力にも期待を寄せていた。

 その斎藤知事は、会見に同席した楽天グループ株式会社の武田和徳氏(取締役副社長執行役員コマース&マーケティングカンパニープレジデント)とともに、ヴィッセル対横浜FM戦のキックインセレモニーに参加。武田副社長のパスを受けて、正確なインサイドキックを放ち、審判団にボールをつなげていた。

J1第9節のヴィッセル神戸対横浜F・マリノス戦でキックインセレモニーを行う兵庫県の斎藤元彦知事(右)と、楽天グループ株式会社の武田和徳氏(取締役副社長執行役員コマース&マーケティングカンパニープレジデント) (写真提供:兵庫県)
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