子どもの苦手克服レシピ「野菜たっぷりカレー」 みじんぎり野菜で栄養も 栄養士の落語家 桂ぽんぽ娘が紹介 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

子どもの苦手克服レシピ「野菜たっぷりカレー」 みじんぎり野菜で栄養も 栄養士の落語家 桂ぽんぽ娘が紹介

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 栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、今回は子どもが苦手な野菜を使った「野菜たっぷりカレー」のオリジナルレシピを紹介した。

栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘

 番組放送日が「こどもの日」の5月5日だったため、子どもが好きなカレーのレシピを紹介することにしたというぽんぽ娘。その一方で、苦手な野菜をたくさん食べてもらうための料理でもあると説明した。ぽんぽ娘の子どもは小松菜のシャキシャキした食感が苦手でおひたしなどのメニューでは食べてくれないので、カレーに入れることを考えたそう。

 小松菜が苦手ならほうれん草で代用すればいいのでは? と思うが、小松菜はカリウムや鉄分などの栄養価が高いことに加え、この時期はほうれん草よりも安く手に入る。そのため小松菜入りのカレーになったのだと話し、作り方を紹介した。

◆野菜たっぷりカレー

【材料】
・小松菜(1束)
・ピーマン(4個)
・玉ねぎ(大1個)
・人参(1本)
・まいたけ(1パック)
・豚ひき肉(300グラム)
・カレールー(1/2箱)
・赤ワイン(大さじ2)
・ケチャップ(お玉半分)
・ウスターソース(大さじ2)
・水(300㏄)
・卵
・ご飯

【作り方】
(1)野菜をすべてみじん切りにして、豚ひき肉と炒める。
(2)野菜がしんなりしてきたら水を入れて煮込み、浮いてきたアクをとる。
(3)赤ワインを入れ沸騰させてアルコールをとばし、火を止める。カレールー、ケチャップ、ウスターソースを入れて溶かし、もったりするまで煮詰める。
(4)目玉焼きを作る。
(5)ご飯をよそい、カレーをかけて目玉焼きをのせてできあがり。

子どもの苦手克服「野菜たっぷりカレー」レシピ(桂ぽんぽ娘撮影)

 赤ワインがなければ入れなくてもいい。今回紹介したレシピでは隠し味にケチャップとウスターソースを使用したが、「各家庭で苦手な野菜を入れて子どもの苦手克服を目指してほしい」とのこと。隠し味も焼き肉のタレやチョコレートなど、家庭に合わせて変えることをすすめた。

 ぽんぽ娘の家庭では、苦手な野菜として小松菜を使用。みじん切りにすることでどんな野菜も食べやすくなるため、子どもの苦手克服にぴったりだ。

 食材が傷みやすくなる暖かい季節が近づいてきたこともあり、今回は傷みやすいじゃがいもを抜き、ひと晩で食べきれるよう市販のルー半箱分の分量で紹介した。

◆桂ぽんぽ娘
 吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。

※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年5月5日放送回より


【放送音声】2023年5月5日放送回

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