国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)の理念に沿った取り組みを推進する「SDGs未来都市」に、兵庫県のほか、加古川、三木、三田の3市が選ばれました。これで、県内では9自治体が選定されました。
県は、2025年の大阪・関西万博を見据え、SDGsを体現する、地域の産業や芸術文化などの現場を発信することで、国内外から多くの人を呼び込み、学んでもらう体験型のプログラムの認定を進めています。こうした取り組み「ひょうごフィールドパビリオン」は、特に先導的であるとして「自治体SDGsモデル事業」にも同時に選ばれました。国から最大2,500万円が補助されます。
26日には、姫路市で進められている、耕作放棄地を活用したオリジナルのクラフトビール造りなど、17件がプログラムに認定されました。これで第一次の認定と合わせ、130件になりました。県は今後、ふるさと納税も活用しながらプログラムの内容を充実させていくとしています。
兵庫県、「SDGs未来都市」に選定 万博見据えた地域の体験型プログラムは「モデル事業」に
2023/05/27
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