自分の肺炎のレントゲン写真を記念Tシャツとして製作したという、驚きの体験談がTwitterに投稿され、4.4万いいねを集めて話題となりました。肺炎Tシャツを着ている画像では、黒色のTシャツに白いレントゲン写真のプリントが映えて、クールな雰囲気に仕上がっています。
しかし素人目で見ても、明らかに不穏な肺の様子……。しかもTシャツをよく見ると、肺の画像の上部に、おしゃれな英字フォントで「Iki ga kurushii」と刻んであります。「息が苦しい」……笑ってはいけないのに、笑ってしまいます……!
投稿したヨシサキネコム16gさん(@nagasakiinu)は、「この間から肺炎で、肺にクソデカ空洞が出来たので、記念にTシャツにして検診に着ていったら、医者に笑いながら笑いごとじゃねぇーって叱られた。そりゃそうだ。診察の後、『こっちの画像にしなさい』って綺麗な頃の肺の画像をもらった。ピース」とツイート。
医師に叱られるほどの病状にも関わらず、ヨシサキネコム16gさんの明るい口調に、リプライでは驚きの声が寄せられました。
「バンドのジャケ写みたいでカッコイイ!」
「お大事に……という気持ちもありますが、Tシャツのセンスがめちゃくちゃ良すぎる...自分の臓器が描かれてるTシャツ、エモすぎ」
「絶対笑いごとじゃないんですけど、Iki ga kurushiiでだめでしたw」
「こういう面白いことする人には長生きしてほしい!お大事に!!」
「私もストレートネックのレントゲン写真グッズを作ったことあります」
「私も脳腫瘍(良性)のMRI写真をTシャツにしたい」
しかも、こちらの肺炎Tシャツはシリーズ展開しており、オリジナルグッズの制作・販売サイト「SUZURI」で販売されているとのこと。33歳になるヨシサキネコム16gさんは広告業界で働いており、個人的に日本画家としても活動しています。
そんなヨシサキネコム16gさんですが、実は昨年、白血病の治療で骨髄移植を行っており、免疫抑制剤を服用しているために免疫力が低下し、非結核性抗酸菌症から肺炎を発症したという経緯を追加ツイートでつづりました。
ヨシサキネコム16gさんに話を聞きました。
ーーこれまでの病状を教えてください。
「3年前に白血病になり6か月ほど入院し、化学療法で寛解。その後、定期検診をしていましたが、去年再発して骨髄移植となり、7か月ほど入院しました」