胸キュンな可愛さ!親子の愛 カモとシギのヒナ、すくすく成長 神戸どうぶつ王国 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

胸キュンな可愛さ!親子の愛 カモとシギのヒナ、すくすく成長 神戸どうぶつ王国

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 神戸どうぶつ王国(神戸・ポートアイランド)で、アカツクシガモとクロエリセイタカシギのヒナがすくすくと成長している。(※記事中の画像提供・神戸どうぶつ王国)

アカツクシガモと2羽のヒナ
クロエリセイタカシギとヒナ

 野生さながらの環境が再現できる混合展示(一つのエリアに複数種を飼育展示)が神戸どうぶつ王国の特徴だが、小さなヒナたちにとっては少々スリリングな環境となっている。
 しかし、ヒナたちはそんな心配をよそに、葉っぱの下や茂みにうまく隠れたりしながら、たくましく育っている。

好奇心のおもむくまま、自由に過ごすアカツクシのヒナたち
クロエリセイタカシギのヒナ 特技は葉っぱや茂みに隠れること

 そして、「親鳥がけたたましく威嚇する鳴き声をあげたり、攻撃したりしてヒナを守る姿を目にすると、新しく生まれた命は親に守られて成長し、やがて親となっていくサイクルを知り、命の尊さを考える良いきっかけになれば」と、今回、画像を公開した。

【アカツクシガモ(赤筑紫鴨)】 アカツクシガモの繁殖は過去にもあったが、王国の特徴でもある混合展示エリアは、ペリカンやトキなどの大きな鳥たちもいるため、孵化後、ある程度ヒナが大きくなるまでは、母と仔でバ ックヤード飼育をしていた。アフリカの湿地には 4 種類のカモ類がいるが、中でも特に気が強いのがアカツクシガモ。王国ではその特性を生かし、今回初めて展示場で親が仔を育てるチャレンジをしている。母親の後を必死についていく愛くるしい姿は非常に珍しいという。

羽数/2羽  性別/不明 孵化日/2023年6月15日
分類/カモ目 カモ科  体長/約65cm 体重/1kg
食性/草、水草、昆虫  分布/ユーラシア大陸中部、北アフリカ、中国、朝鮮半島
※河川や湖沼、干潟に生息している。日本には稀に冬鳥として渡来する。オスメスともほぼ同色だが、雌は頭部が白い。雄は他のカモ類とは違い一年通して同じ羽色。

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【クロエリセイタカシギ(黒襟背高鷸)】 ヒナは名前の由来となった首のまわりの黒い模様はなく、羽の色は周囲に溶け込む保護色になっている。水辺の大きな葉っぱの下に上手に隠れているが、他の水鳥たちがやってくると親がけたたましく鳴き出す。成鳥の姿は、肢がスラリと長くくちばしも細長く、まるで”水辺の貴婦人”のよう。ヒナたちが貴婦人のようになるまでには2か月かかるという。


【ヒナたちの胸キュン♡動画 ※映像提供・神戸どうぶつ王国】 近距離で撮るとカメラマンも攻撃されるため、少し離れての撮影 画面が少々揺れる点はご了承ください。

神戸どうぶつ王国公式サイト

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