「音楽を通して、ファンの方へ気持ちを伝えたい」と熱く語るのは、女性アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣だ。7月8日放送のラジオ番組に出演し、“憧れの存在”を通して得た、アイドル活動をするうえで大切にしていることを明かした。
2013年よりアイドル活動をスタートした櫻井。その後、アソビシステムが手がける新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループ・FRUITS ZIPPERのメンバーとして2022年にデビュー。同グループの一員として活動するほか、アーティスト、モデル、ネイリストなどさまざまなフィールドで活躍している。
50年の歴史を誇る中野サンプラザの集大成となる音楽祭『さよなら中野サンプラザ音楽祭』、佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)が主催する『AYAKARNIVAL 2023』に出演するなど、結成わずか1年で数々の大舞台を経験した同グループ。
デビューからの1年について、櫻井は「大きなライブにたくさん出させていただけて、本当に恵まれているグループだと思います。自分たちも驚きつつ、楽しみながらやらせていただいています」と振り返った。
幼いころから自然と音楽に触れ合ってきたこともあり、「音楽が好きだと自覚するのは遅かった」と語る櫻井。さまざまなアーティストの楽曲を踊る「踊ってみた」動画を、どこに投稿するでもなく1人撮影していた小学生のころに「アイドルという存在を好きになった」そうで、「その後、成長したときにようやく『私が好きなのはコレなんだ』とハッキリ自覚した」という。
アイドルのなかでも、元℃-ute(キュート)の鈴木愛理が一番の憧れだそうで、「特に笑顔がピカイチ」とひと言。実際に対面したときのエピソードも交えて、このように熱弁した。
「どんなお仕事でも愛理さんはかわいくて華やかでニコニコしていて、その場にいるスタッフさんも元気にするようなパワーを持っている。何度かお話をさせていただく機会もあったんですけど、すごく優しくて『人柄までいいなんて!』と感動しました。アイドル性と人間性、どちらにもひかれています」(櫻井)
また、憧れの存在として安室奈美恵と松田聖子の名前も挙げ、「存在がキラキラしていて実力もあって、内面からあふれる魅力を持っている」と、実力だけでなく内面的な魅力も重視していることを明かした。
自身もアイドルとなった今、活動するうえで「音楽に感情をのせてファンの方に伝える。そんな“気持ち”を大切にしています」とまっすぐに語った。
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年7月8日放送回より