美容サロンの経営をはじめ、唐揚げ店プロデュースや、歌手・女優業などマルチに活動している、「Natty」こと成田夏美さん。10日放送のラジオ番組でサロン経営に至るまでの経緯や、現在の活動内容について語った。
美容に飲食、さらに芸能まで幅広いフィールドで精力的に活動しているNattyさんだが、3年前までは高校で国語を担当する教師だったそう。そして、教師時代は生徒に対して特に意識して伝えていたことがあったという。
「学校では、生徒に『人に上とか下はないよ』という教育をしていました。先生と生徒であっても、どちらが上か下かというのはないと。ただ、この環境(学校)の中で、誰があなたたち生徒を評価するのかは考えなさいよということも教えていました」(Nattyさん)
そう語るNattyさんだが、「もともと、美容に関わる仕事をしたいとずっと考えていた」ことから、教師から美容サロン経営という異色の転身を果たすことに。夢を実現するため教師生活10年目を迎えた2020年に退職したが、その直後に新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、一時は無収入の時期もあったと振り返る。それでも、その間もずっと教え子たちに「憧れ続けてほしい、パワーをもらってほしい」という思いでSNSの発信を続けていた。
そして、美容サロン「Natty beauty salon(ナッティービューティーサロン)」のオープンを叶えたNattyさん。サロンの一番の特徴は「ジェンダーレスであること」だ。
「男性でも女性でもそうでなくても、人間なら誰でも同じ価格帯で施術しています。今は平等をうたう社会ではあるけど、実際まだ平等じゃない部分も多いので、プライスを含めそういう(平等じゃない部分を)変えていきたいと思っています。教師時代、生徒にも『人に上下はない』と教えていたので、それを経営にも反映しているんです」(Nattyさん)
また、Nattyさんは今年の2月、自身が作詞を手掛け、作曲は音楽クリエイターの和田春氏が担当したというファーストシングル「ペルソナ」を配信リリースし、歌手デビュー。ライブ活動も行ったり、東京のラジオ番組やYouTubeドラマにも出演したりするなど、芸能活動にも意欲的だ。
さらに、美容サロンのある南海高野線「金剛」駅近くでは、自身がプロデュースしたから揚げ屋もオープンし、その店舗の前にはNattyさんの等身大パネルを設置。自身がドレスを着用して調理・販売することもあるのだとか……。
今年8月には自らも携わる化粧水の発売も予定されているなど、活動の幅を広げ続けるNattyさん。多種多様に挑戦し、パワフルさが際立つ自身については「おもろいと思って生きてる。でも、かわいいも求めてるねん!」とコメント。今回出演したラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』(ラジオ関西)では最後までトークをさく裂させ、番組パーソナリティーの林歳彦氏や田中大貴を圧倒していた。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年7月10日放送回より
◆「Natty beauty salon(ナッティービューティーサロン)」
【公式HP】
【公式Instagram】
※Nattyさんがプロデュースするから揚げ屋で、2023年7月11日(火)~2023年7月15日(土)の間、「かわいいNattyを見ました」と店頭で合言葉を言うと、から揚げ1個プレゼントのサービスがあるという。Nattyさんが放送の最後で明かしていた。
(場所は南海高野線「金剛」駅から徒歩約3分のところ)