大型プール施設「ウォーターパーク デカパトス」(神戸市東灘区・六甲アイランド)は2005年にオープンした公設民営プール。2本のスライダーのほか全10種類のアトラクションプールを備えるこの場所は、今年も多くの人の歓声が響き渡っている。
運営を任されているヤマハ発動機株式会社のFRP事業推進部・プール営業部、堀岡尚弘さんに話を聞いた。
ウォーターパーク デカパトスには去年、およそ10万人が来場。お盆期間や土日などのピーク時は1日最大5000人ほどが来場したという。水深25センチの幼児専用プールがあり、プールデビューに適していることからファミリー層が多いが、公共交通機関のアクセスも良さから中高生が友達同士で来るのも多く見受けられる。
10メートル以上の高低差を描きながら体一つで滑降する「ボディースライダー」と、専用の大型チューブに乗って全長118メートルのコースを滑降する「リバーライド」という2本のスライダーは、入場料を払っていれば追加料金なく体験でき、人気があるという。そのほか、全長220メートルの流水プールや定期的に波が起こる造波プールも人気が高い。冷えた体を温められるスパプールもある。
「水深50センチのプールには頭上に水を貯める大きなバケツがあり、一定量以上貯まるとザバーっと大きな音をたてて水が落ちてきます。こちらも小さなお子さまにも水を楽しんでいただけるスポットです」(堀岡さん)
今年から電子チケットやコンビニでの前売りチケットを拡充。ゆったりと過ごすことができる有料席も事前予約が可能に。
最後に堀岡さんは「この施設の最大の売りはアクセスの良さと多種のプールを完備していることです。近隣の方だけでなく、大阪や京都から来られる方も多いので、皆様には気軽にご来園いただきたいと思います」と締めくくった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
◆ウォーターパーク デカパトス
定番の流れるプールや波のプールのほか、小さな子どもが安心して楽しめるエリアもあり、ウォータースライダーも人気。
【営業時間】六甲ライナー・マリンパーク駅から徒歩1分
【休園日】9月4日から8日(9月10日が最終日)
※開園時間は時期によって変わるため、ウォーターパーク デカパトスの公式HPでご確認下さい。