「お酒を飲めるようになった」「回らない寿司屋に行った」など、誰しも「自分も大人になったもんだ」と感じる瞬間があるのではないでしょうか。 シンガーソングライターの近藤夏子さんが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で「大人になったなあ」と思った瞬間について話しました。
今まで苦手だったお酒を最近ようやくおいしいと感じるようになったという近藤さん。友人からは「夏子も大人になったなあ」と言われたそうで、「『大人になったなあって年齢ちゃうやん!』とツッコみながらも、大人になったと感じる瞬間はいくつになってもあるなと思った」と話しました。
一方の春名アナウンサーは、体に表れた“ある”変化で年齢を重ねたことを実感したといいます。それは、腕や顔についた枕の痕がなかなか取れなくなったこと。寝るときに枕の下に手を入れるクセがあるそうで、これまではすぐにとれていた痕が通勤途中の腕にも残っているところを見て「大人になったというか、老いを感じました」としみじみ語りました。
番組では、リスナーから寄せられたメッセージも紹介。
子どものころはもちろん20代前半になっても大人に見えていた高校球児が、20代後半を迎えてようやく年下に見えるようになったというリスナー。「大人になったというより、年をとったなあと感じるようになりました」と感慨深げに語りました。
ほかにも、「"憧れのお兄さん"が活躍しているという気持ちで応援していたスポーツ選手も、気づけば息子でもおかしくない年齢になっていました」と、活躍しているスポーツ選手と自身の年齢を比べて実感するというリスナーも多数いました。
このメッセージに共感を示した近藤さん。芸能活動を始めたころは年上のお笑い芸人と仕事をすることが多かったそうですが、いつの間にか年下の芸人ばかりに。年下の人と関わる機会が増えることで、年齢を重ねることを実感する人は多いのかもしれません。
ただこれは、あくまでも「年をとったなあ」と感じる出来事であって、「大人になったなあ」というエピソードとは異なるのでは、と近藤さん。「この2つは、似ているようで全然ちがう!」と断言し、「これこそが大人になったことを実感するエピソード」として別のリスナーからのメールを紹介しました。
ケンタッキーフライドチキンが、誕生日とクリスマスの年2回しか食べることのできないごちそうだったというリスナー。そんなごちそうを、社会人になって好きなときに買えるようになったときに「大人になった自分」を実感したといいます。
このメッセージを受けて、春名アナウンサーはお金がなかった学生時代を回顧。かつては友人からセットのミニうどんをもらって食べていた定食屋で、自身でお金を払いお腹いっぱいになるまで食べられた日の感動を振り返りました。