元バレーボール女子日本代表の竹下佳江氏が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)で、ヴィクトリーナ姫路所属の貞包(さだかね)里穂選手の印象について語った。
貞包選手は、ポジションはアウトサイドヒッター。自身について「不思議で変な人」と評しているが、試合会場で見る顔は前向きにストイックで、チームメイトとも仲の良いシーンを垣間見せる。
2022年4月下旬に左ひざを負傷。「もう一度皆様の前でプレーできるように自分自身と向き合いながら頑張ります」(2022年6月発表)とコメントし、復帰のためのリハビリに励んでいる。
――貞包選手のことは、いつ頃からご存じなのですか?
【竹下氏】 私が監督を務めていたとき(2016~20年)に、内定戦で入って来たのが里穂です。その頃のイメージもありますが、今でもとても頑張り屋さんですよね。あと、私の立場が(ヴィクトリーナ姫路の)アドバイザーに変わってからも、いつも通りバレーについて話すなどしています。
――監督時代に見ていた貞包選手とアドバイザーの立場から見る貞包選手とで、違いはありますか?
【竹下氏】 里穂がプレーできない時期を直接見ていたので、苦しんでいたり、葛藤していたりしたのを知っていました。今回、ラジオで話して「ブレない信念」をとても(強く)感じて。(以前との)違いというか‥…その強さが変わらないなと思いました。
竹下氏は「焦らせるつもりはもちろんないけれど、しっかりケガを治して、早く復帰をしてほしいです」と貞包選手にエールを送った。
※ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』2023年8月7日放送回より