タレントの山之内すずさん(21)が8月30日、自身の地元である神戸市須磨区に9月1日にオープンしたシーフードレストラン「レッドロブスター須磨海浜公園店」の記念発表会に出席した。ロブスターをイメージした、真っ赤なワンピースとカチューシャを身に着け登壇した山之内さんは、地元での青春時代の思い出から、将来の夢までをたっぷり語った。
「レッドロブスター」は、兵庫初出店。ビーチを望みながら新鮮な海の幸が楽しめるとあって、話題を集めている。山之内さんも、同レストランの看板メニューである巨大なロブスターと対面。ロブスターは4~5年かけて1ポンド増えるとされていて、5ポンド(約2.4キロ)のこのロブスターは21歳の山之内さんと、いわば“同級生”だ。
山之内さんは両手で持ち上げ、「膝を入れないとだめなくらい、なかなかずっしりしている」と驚いたものの、「虫以外の生き物ならなんでも触(さわ)れちゃう」と涼しい顔だ。その後は、真っ赤に蒸しあがったロブスターのはさみを切り、テープカットならぬ「ロブスターカット」で同店のオープンを祝った。自らの顔よりも大きいロブスターの爪の肉や、カキやカニといったメニューを味わい、「おいしい!」を連発した。
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須磨区で高校時代までを過ごした山之内さんは、須磨海岸に多くの思い出が詰まっているといい、「山のほうの地元から海まではずっと下り坂。ランニングを兼ねて友達と20分ほど山を駆け下り、ひと休みしてからバスに乗って帰っていた」と、アクティブな青春時代を想起させるエピソードを披露した。また、「見慣れた景色が(再整備事業で)変わって見え、新たな魅力に気が付いた」と感慨深げに話した。
ほかにも、プライベートではことし(2023年)、家庭菜園を始めて夏野菜を育てたそう。「出張などで水やりを怠ったら枯れてしまう。料理にハマってからずっと思っていることだが、将来的には、自分の畑を持ちたいな」と目を輝かせていた。
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山之内さんは最後に「東京でも、『神戸市生まれ』ではなく『神戸市須磨区生まれ』と、須磨を誇りに思って自己紹介をしている。みんなに認知してもらえるように、これからも活動を頑張っていきたい」と地元愛を語り、イベントを締めくくった。