神戸学院大学の学生と企業がコラボ こころとからだで楽しむおせち「はな結び」完成 9月26日から阪 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸学院大学の学生と企業がコラボ こころとからだで楽しむおせち「はな結び」完成 9月26日から阪

LINEで送る

この記事の写真を見る(10枚)

 神戸学院大学栄養学部の学生が企業とコラボレーションして開発したおせちが完成し、4日、お披露目会が行われた。

「はな結び」
「はな結び」

 神戸学院大学(神戸市)では、2017年から、栄養学部の学生がまねき食品(本社:姫路市)・阪神百貨店(大阪市)とおせちを共同開発している。7年目となる今回は、6人の学生が「こころとからだで楽しむおせち」をコンセプトに、45品からなるおせち「はな結び」を完成させた。子ども・親・祖父母の3つの世代を、「芽がでて、花が咲き、実がなる」という植物の成長過程にたとえ、それにあった食材を使ってそれぞれを料理で表現した。

「一の重 実の段」
「一の重 実の段」 実を食べるのが美味しい食材を使用。伝統的なおせち料理
焼海老と黒豆金箔添え(兵庫県産丹波黒大豆)
焼海老と黒豆金箔添え(兵庫県産丹波黒大豆)
左:南瓜小袖パイ包みとかんざし梅 右:鳴門芋きんとんと栗甘露煮
左:南瓜小袖パイ包みとかんざし梅 右:鳴門芋きんとんと栗甘露煮

 3段のお重には、黒豆や海老を使った伝統的なメニューの他、キムチやチーズ・味噌などおせちに入っていないような発酵食品も取り入れた。匂いが気にならないように衣をつけて揚げるなどの工夫をした。

 学生たちは「味はもちろん見た目や食感にもこだわった」と話し、「先輩たちが作って来たものを超えるものをつくる」との思いで開発に取り組んできたと振り返る。

「二の重・花の段」 
「二の重・花の段」 花に見立てた食材を使用。お酒に合う料理も。
「三の重・芽の段」 
「三の重・芽の段」 芽や卵を使った料理。食物繊維や発酵食品を使用した料理も。
左:伊達巻、田作り、焼目入り穂先筍 右:林檎のコンポート
左:伊達巻、田作り、焼目入り穂先筍 右:林檎のコンポート
紅白ミニ大福
紅白ミニ大福 おめでたい紅白の組み合わせに平和を願う心を込めた
LINEで送る

関連記事