INAC神戸 10日のホームゲームで新たな試み 入場無料→出るときに100円から満足度で支払い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

INAC神戸 10日のホームゲームで新たな試み 入場無料→出るときに100円から満足度で支払い

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 女子サッカー・WEリーグのINACレオネッサが、9月10日にノエビアスタジアム神戸で開催するホームゲームで、女子サッカーの魅力をスタジアムで体感してもらおうと、入場券を観客がそれぞれの満足度で支払うという大胆な取り組みを行います。

 INAC神戸が10日の「2023-24 WEリーグカップ」グループステージ第3節ちふれASエルフェン埼玉戦(キックオフ予定は午後4時)で実施する企画は、「チケット代はあなたが決める『Shall WE Pay?』」です。

 これは試合の感動・興奮度など観戦の満足度を入場料相当に反映するというもので、一部の有料席を除き、入場は無料に。観客はスタジアムを出る際に、出口で最低金額100円以上をスマホ決済アプリ、現金、クレジットカードで支払うシステムとなります。なお、入場には事前申込が必要となりますが、当日入場券も配布されます。当日の来場者数、集まったチケット代の合計金額は後日、公式サイトで発表するとのことです。

 WEリーグ初年度で優勝、2年目に2位と上位争いを続けている、女子サッカー界の強豪クラブの1つ、INAC神戸。今夏の「FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023」でベスト8になった日本女子代表・なでしこジャパンにも、GK山下杏也加選手、DF三宅史織選手、DF守屋都弥選手、FW田中美南選手の4選手を輩出しています。また、9月中旬から中国・杭州で行われる第19回アジア大会の日本女子代表メンバーにクラブ生え抜き19歳のMF天野紗選手が選ばれるなど、将来性あふれる逸材も揃っています。

 WEリーグに先立って行われている現在のWEリーグカップでは、スペイン人の新指揮官、ジョルディ・フェロン監督のもと開幕2試合は若手中心のメンバーで挑んでいますが、2連敗と苦戦中。それでも、ホーム初戦は新シーズン初勝利がかかった大事な一戦。どのような選手たちがピッチに並ぶのか注目されます。

INAC神戸の新戦力。写真左から、DF松原優菜選手、MF北川ひかる選手、MF増矢理花選手、ジョルディ・フェロン監督、GK船田麻友選手、MF林愛花選手(新体制発表記者会見より。写真:ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』黒川良彦)
LINEで送る

関連記事