神戸の中華街、南京町(神戸市中央区)では、9月29日(金)~10月1日(日)、秋のイベント「中秋節」を開催する。
南京町商店街振興組合が主催する恒例の催しで、今年で26回目。中秋節は、旧暦の8月15日(十五夜)に月を愛で、秋の収穫を祝い、地の神様を祀る節句で、この時期の満月は一年で最も美しいとされている。
期間中、中国の獅子舞や太極拳、舞踊、音楽など同国の伝統芸能が「南京町広場」で披露されるほか、二胡の音色を聴きながら、4種類の中国茶を味わえる「中秋品茶会」(29日午後6時と7時から。各回30分前から受付開始、各先着20人。茶菓子付き500円)、同組合加盟店全店で使える金券などが当たるガラポン抽選会「福球(ふくだま)」などを開催。南京町オリジナル月餅(黒あん、栗あん、塩卵が入った黒あんの3種類)の販売や期間中限定の特別メニューを提供する店も。
同組合の曹英生理事長は「おいしいものを食べて、伝統芸能を見ていただきたい。文化を通じて(日本と中国の)友好関係が良くなれば」と話した。
中秋節に合わせ、コンビニ大手「ローソン」は、南京町の人気店シェフが監修した弁当やデザートなどのコラボ商品を近畿2府4県の店舗で9月26日(火)から販売する。「焼餃子弁当」(646円)、「チャーシュー入り焼そばおにぎり」(246円)、「汁なし担々麺」(559円)、「エッグタルトパイ」(192円)など8商品。
【南京町 HP】