11月19日に開催される神戸マラソン2023まであと2か月となりました。参加するランナーに「疲れにくい身体づくりや日常からの健康維持」に役立ててもらおうと、神戸学院大学栄養学部の学生がチーズを使ったレシピを考案しました。
神戸学院大学では、神戸マラソンに参加するランナーを普段の食生活からサポートしようと、地元企業の六甲バター株式会社(本社:神戸市)と連携し、2011年からQ・B・Bブランドのチーズを使った栄養補給ができるレシピを共同開発しています。9回目となった今年は、栄養学部の3年生約90人が、鉄分やカルシウム、そして良質なたんぱく質を含む栄養価の高いチーズを使ったレシピを考案。おにぎり、サンドイッチ、デザートなど約170点の中から8点が優秀レシピに選ばれました。
ワンハンドで食べられるオムライス風のおにぎりや、カリカリとしっとりの2種類のチーズの食感が楽しめる肉みそおにぎり、餃子の皮を使ったチーズ入りキッシュ、うどんとチーズを斬新に組み合わせたサラダチーズうどんなど、どのレシピも疲労回復に効果的なビタミンB1や貧血を防ぐ鉄分、そしてカルシウムやたんぱく質などを手軽にとることができるよう工夫されています。
「サラダチーズうどん」を考案した川野風歌さんは「最初は和のうどんとチーズがなかなか合わなくて苦労しましたが、うどんを出汁でゆがくなどの工夫をしました。おうちでも簡単に作れる食欲増進レシピです」と話しました。
8点のレシピは「家庭で無理なく作れ、サッと食べられる簡単・美味しいランナーのためのチーズレシピ」としてまとめられ、大会当日にランナーに配布されるほか、ホームページなどでも発信する予定です。