吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で先輩芸人・デルマパンゲをゲストに招いて、「美容室で思っていた髪型と違ったら、指摘できるかどうか」について話した。
「ヒロキ・ザ・リスペクト」という名前でラップをしていた大学生のころはアフロヘアだったという、デルマパンゲの広木英介。初めてアフロヘアにした際、美容師は耳の後ろの髪を引っ張って離し、髪がクルッと戻る様子を見せて「しっかりパーマがかかった」と説明。しかし、鏡で見るとその引っ張った部分だけ明らかに伸びていてパーマのかかりが甘い気がしたものの、広木は何も言えなかったという。
からし蓮根・青空は、デルマパンゲ・迫田篤のある時期の髪型を振り返った。迫田は以前、理髪店で映画『タクシードライバー』のロバート・デ・ニーロの写真を見せて、「この髪型にしてほしい」と頼んだことがあるという。
幅5センチ、高さ1センチほどのモヒカンになり、仕上がりには満足だったものの「維持するのが大変だった」という。鏡を見ながら自分で剃っていたが左右対称にするのが難しく、モヒカン部分はどんどん細く……。その結果、500円玉サイズの髪のみが残っている状態となり、最終的にすべて剃ってしまったのだとか。
短髪の迫田は、バリカンで刈ってもらう際には「横をゼロでやってくれ」と指示するという。これに対し、青空は「ゼロってなんなん? 美容師は『ほんとにいいんですか』って不安になりますよ」と指摘。
バリカンを使い慣れていない女性美容師に当たったときには、「もっとグッときてください」「スコップで掘る感覚わかります?」と怒りながら指摘したこともあるのだとか。迫田のこだわりっぷりに、からし蓮根・伊織は「頭をえぐらせてますやん。かわいそうに」とあきれ顔を見せた。
とあるリスナーは「切ってもらったあとに文句を言うことはない」というが、一度だけ文句を言いかけたことがあるのだそう。それは、吉本新喜劇のキャラクター“すち子”のようなおかっぱ頭にされたときのことだった。なんでも、もともとパーマをあてていたためにあごくらいの長さのボブにされたことで“すち子”になってしまったのだとか。「(髪型を見て)がく然とし、さすがに言おうかと思いましたが、よう言いませんでした。あのときはキツかったです」と当時の悲痛な思いがつづられていた。
ほかに、若いころにモテたい一心でアイドルの写真を持ち込み、パーマをお願いしたことがあるというリスナーも。仕上がりは、アイドルとは似ても似つかないおばちゃんのようなパーマだったものの美容師にはなにも言えず、翌日出社したところ同僚から「大仏さん」と呼ばれたという。
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『デルマパンゲのよしもとダイヤモンドライブ』
日時:9月23日(土)開場18:45 / 開演19:00
会場:大須演芸場
チケット:前売2500円、当日3000円
出演:デルマパンゲ、ダイヤモンド
『お笑いブーム』
日時:11月1日(水)開場18:30 / 開演19:00
会場:なんばグランド花月
チケット:前売3000円 / 当日3500円
出演:ミルクボーイ、デルマパンゲ、金属バット、ツートライブ、ななまがり
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